「楽しみにお待ちしております」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「楽しみにお待ちしております」とは?
「楽しみにお待ちしております」とは?
「楽しみにお待ちしております」は、「楽しみに待っている」との意味を持つ言葉です。
ここでは、敬語を使用して言葉が装飾されているのです。
「お待ちする」は「待つ」を尊敬語にしたものです。
「待つ」という動詞を、このように言いかえる事で、相手への敬意を表現できるのです。
また「しております」は「する」、「おる」、「ます」の三つに分割できます。
これらが一緒になると「しております」になるのです。
なお、「おる」は「いる」の謙譲語です。
そして、「しております」とは、現在進行であることを表現する言葉なのです。
「楽しみにお待ちしております」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
「楽しみにお待ちしております」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「楽しみにお待ちしております」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、大阪にいる先輩が東京に来ることになったとします。
あなたは、先輩に会えるのを楽しみにしていました。
このような場合には、「東京にお越しになるのを、楽しみにお待ちしております」と述べるとよいでしょう。
これにより、楽しみに待つ様子を、丁寧な言葉で表現できるのです。
この言葉を使用する場合には、「しております」の使い方に注意しましょう。
これは気が付きにくいですが謙譲語の表現が履いているのです。
「しています」と「しております」は微妙な違いですが、上手に使い分ける必要があるのです。
「楽しみにお待ちしております」を使った例文
「楽しみにお待ちしております」を使った例文
「楽しみにお待ちしております」を使った例文を挙げます。
例文のように、「何を」にあたる部分のを最初に述べるようにすると、分かりやすい文章を作成できることでしょう。
・『その日が来るのを、楽しみにお待ちしております』
・『お会いできる日を、楽しみにお待ちしております』
・『東京にお越しになるのを、楽しみにお待ちしております』
「楽しみにお待ちしております」の類語と敬語での言いかえ
「楽しみにお待ちしております」の類語と敬語での言いかえ
「楽しみにお待ちしております」の類語と敬語を解説していきます。
「楽しみにお待ちしております」の類似表現
「楽しみにお待ちしております」の類似表現
「楽しみにお待ちしております」の類似表現には、「楽しみに待っております」があります。
「お待ちしております」と「待っております」は、同じ意味の類似表現だと言えるのです。
「楽しみにお待ちしております」の敬語表現
「楽しみにお待ちしております」の敬語表現
「楽しみにお待ちしております」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「楽しみにお待ち申し上げます」に言いかえできます。
まとめ
まとめ
このように「楽しみにお待ちしております」は、何かを楽しみに待つ様子を表現するフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。