「パット」とは？意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

ゴルフを楽しむ上でもっとも重要なもののひとつが「パット」です。

ゴルフは「パット」に始まり「パット」に終わるという格言もあるほどですが、具体的には何を指している言葉なのでしょうか。

今回は、ゴルフ用語の「パット」の意味と関連用語について解説します。

「パット」とは?意味

ゴルフ用語の「パット」とは、「パターを使ってボールを打つこと」を意味します。

「パット」の概要

ゴルフクラブのうちボールを転がして勧めるための専用クラブを「パター」と言います。

「パット」とは「パターを使って行われるショット」のことを意味します。

一般的には「グリーン上でボールを転がして打つこと」を指していますが、グリーン以外からのショットであってもパターを使ってボールを転がすショットであれば「パット」に含まれます。

パターが折れてしまって使えないなどの理由で他のクラブを使いグリーン上でボールを転がすショットを打つことがありますが、その場合も「パット」と呼ばれます。

「パット」はゴルフのラウンドにおいてボールを直接カップに沈めるために行われる重要な一打です。

グリーン外からのチップインを除けばカップインを決めるのは全て「パット」であり、それまでのショットがいかに優れたものであっても「パット」が悪いとスコアは伸びません。

ボールを転がすという他のショットとは全く異なる技術が要求されることからゴルフ技術の中でも「パット」は別物であるとされています。

ショットが得意でも「パット」が苦手あるいはその逆でスコアが伸び悩むプレイヤーは少なくありません。

「パット」技術の向上に向けて努力を重ねるプレイヤーはプロ・アマ問わずたくさん見られます。

「パット」の技術は究極的に言ってしまえば「まっすぐに打つだけ」です。

力加減は必要ですがティーショットのようにボールをコントロールしたりアプローチのようにスピンを掛けたりすることはありません。

グリーン上の芝目を読みラインと力加減を合わせてまっすぐにパターを振るのが「パット」の極意です。

言葉にすれば簡単に聞こえますが実際にやるのは非常に難しく、これまでも多くの名プレイヤーが「パット」に苦しめられています。

ゴルフでは300ヤード飛ばしても10センチ転がしても同じ1打として扱われます。

グリーン上での「パット」の精度を上げ以下に回数を少なくできるかが最終的なスコアメイクに大きく影響します。

「パット」の言葉の使い方や使われ方

・『パットが不調でスコアを崩す』
・『今日はパットが好調だったので思い切ったプレーができた』
・『パット練習を重ねて技術を磨く』
・『このパットを入れれば優勝が決まる』

「パット」の関連語

・パター
「パットに使う専用のゴルフクラブ」のことです。

ゴルフクラブの中でも形状やデザインが非常に幅広くさまざまなモデルが発売されています。

ボールをまっすぐに転がすためのクラブなので構えたときにボールに対して水平になるのが理想的であることから打面はフラットで角度はつけられません。

ほんの少しのフィーリングの違いで結果が大きく変わってしまうため最も繊細な調整が要求されるクラブです。

・アプローチ
「ボールをグリーンに乗せるための短い距離のショット」のことで「パット」の一つ手前に当たるショットを指します。

ボールがグリーンのどこに飛ぶかによって「パット」の難易度が大きく変わることから、カッブを狙いやすい位置に止まるように「アプローチ」が打たれます。

まとめ

「パット」はゴルフのカギを握ると言っても過言ではないほど重要な要素です。

スコアアップをめざすなら頑張って腕を磨いてください。