この記事では、「八幡」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「八幡」の正しい読み方は「はちまん」と「やはた」どちら
「八幡」の正しい読み方は「はちまん」と「やはた」どちら
「はちまん」と「やはた」の読みのいずれが正しいかを検討するために、最初に「八幡」の言葉で使われている漢字の読みについて、説明します。
「八」の漢字の読みは、音読みが「ハチ」で、訓読みは「や・ や(つ)」です。
また、「幡」の漢字の読みは、音読みが「ハン・ マン・ ホン」で、訓読みは「はた・ のぼり」です。
従って、「八幡」の言葉は、漢字の音読みを繋げば「はちまん」と読めますし、訓読みを繋げば「やはた」と読め、いずれの読みもありそうに思えます。
さて、いずれが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
結論的には、「八幡」の読みは、「はちまん」も「やはた」も、いずれも正しいと言えます。
また「やはた」は日本語の音韻変化により「やわた」と発音されることも少なくありません。
この「八幡」は各地にある「八幡神宮」に関連して、それが地名となった所も多く、その地名の読みとしては、「はちまん」も「やはた」も使われています。
「八幡」の意味
「八幡」の意味
「八幡」は「八幡宮や八幡神を略した言葉」です。
各地に「○○八幡宮」があり、そこから「郡上八幡(ぐじょうはちまん)」や「近江八幡(おうみはちまん)」の地名となった所もあります。
また北九州市の西部には「八幡(やはた)」の地名もありますし、京都府と大阪府の府境に「石清水八幡宮」が立地することから「八幡市(やわたし)」との名前の市もあります。
「八幡」の言葉の使い方や使われ方
「八幡」の言葉の使い方や使われ方
・『大寺を守護する神社として、八幡神宮が祀られているケースが少なくありません』
・『八幡神宮や八幡神社は、日本で最も沢山ある神社です』
まとめ
まとめ
「八幡」の読みは、「はちまん」も「やはた」も、いずれも正しいと言えます。
この「八幡」は「八幡宮や八幡神を略した言葉」です。
そこら「八幡」が地名となっている所もあります。