「頭書のとおり」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「頭書のとおり」とはどんな意味の言葉なのでしょうか。

今回は、「頭書のとおり」の意味を解説します。

「頭書のとおり」とは?意味

「頭書のとおり」とは、「文章の初めに書かれていることと同じく」を意味する言葉です。

「頭書のとおり」の概要

「頭書のとおり」の「頭書」とは「文書などで本文に先立ち書かれていること」を指します。

本に書かれている前書きや文書の先頭に書かれている表題、案内文の最初に書かれている注意など本文とは別に設けられた上欄に書かれた内容のことを「頭書」といいます。

「頭書のとおり」の「とおり」は「予想のとおり」「普段のとおり」などと同じ意味合いで「変わることなくそのまま」を意味します。

二つの言葉の意味を合わせた「本文に先立って書かれた上欄の内容そのまま」が「頭書のとおり」の表す意味合いです。

この言葉は主に表彰状や賞を贈呈するときに使う表現です。

表彰状を贈呈する場合はまずどのような賞なのかを賞の名前や説明で明らかにしてから讃える言葉を伝えます。

その際にな何で表彰するのかを説明する意味で「頭書のとおり」という言葉を使います。

「頭書のとおり」の言葉の使い方や使われ方

『頭書のとおり表彰いたします』

まとめ

「頭書のとおり」は賞を贈呈する時にしかほとんど使われない定型文です。

日常生活ではまず使いませんが意味を知っておかないと理解できないのでこの機会に覚えておきましょう。