この記事では、「サーチ」と「リサーチ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「サーチ」とは?
「サーチ」とは?
「サーチ」は英語で“search、find, reference, retrieve”。
直訳すると「検索」となります。
意味としては、調べること、調査、データ検索。
また、同じ捜すでも、注意深く、徹底的に捜す意味を持ち、くまなく捜す、厳重に調べる、じっと見つめるなどといった意味もあります。
「サーチ」を用いた言葉としては、サーチエンジン、エゴサーチなどとなります。
「サーチ」を使った例文
・芸能人が自分のエゴサーチをして落ち込む。
・該当データをサーチする。
・サーチエンジンを活用する。
「リサーチ」とは?
「リサーチ」とは?
「リサーチ」は英語で、“research”。
直訳すると「研究」となります。
意味としては、研究、調査となり、「リサーチ」を用いた慣用句や熟語は多くあります。
例えば、様々な人の意見を聞く「マーケティングリサーチ」。
研究開発型企業や国の研究機関などを指す「リサーチパーク」。
研究開発活動に重点を置く大学を指す「リサーチユニバーシティー」などがあります。
「リサーチ」を使った例文
・明日、駅前でマーケティングリサーチを行う予定です。
・このことについては十分なリサーチが必要だ。
・大学受験にあたり、センターリサーチでC判定が出てしまった。
「サーチ」と「リサーチ」の違い
「サーチ」と「リサーチ」の違い
では、実際、「サーチ」と「リサーチ」には、どのような違いがあるのでしょうか。
詳しく説明したいと思います。
「サーチ」も「リサーチ」も同じ、調査、調べるといった意味を持ちます。
そのため、一見、同じように思えますが、ニュアンスが異なるため、使用する際には、そのニュアンスに注意が必要です。
一般的に日常生活で、少し疑問に思ったことを調べるときやネットを利用し簡単にデータ検索を行うときには「サーチ」の使用が最適です。
日常生活において、疑問に思ったことや知りたいことがあったとき、辞書や本で調べる、スマホやパソコンで検索する、そのような身近にあるもので調べる場合は「サーチ」を用いることになります。
一方、「リサーチ」の場合は、同じ調べるといっても、より詳しく正確な調べ物の際に使用することになります。
日本語で言えば、調査する際に「リサーチ」を使用すると適していると言えます。
企業が開発、販売を行う際に重要な市場調査などに「リサーチ」が用いられ、マーケティングリサーチを行うといったように用いられます。
まとめ
まとめ
以上が「サーチ」と「リサーチ」の違いとなります。
日常生活で用いられることが多い「サーチ」に対し、仕事などで用いられることが多い「リサーチ」。
そう覚えておくと使い分けに困った際も迷うことなく「サーチ」と「リサーチ」を使い分けることが可能です。
同じ調査でも、簡単な調べ物は「サーチ」を。
正確で深いところまで調べる際は「リサーチ」を使用し適した使い分けを行ってください。