この記事では、「爆破」と「爆発」の違いを分かりやすく説明していきます。
「爆破」とは?
「爆破」とは?
「爆破(ばくは)」とは、「ダイナマイトなどの爆発物を利用して、建築物・車・岩石などを破壊すること」を意味している言葉です。
「爆破」という表現は、「爆発物の化学反応・物理変化や起爆スイッチ(時限爆弾の仕組み)などを使用することで、実際に各種のモノを破壊すること」を意味しているのです。
例えば、「学校を爆破するとの脅迫を受けています」や「関係閣僚の乗った車が爆破されました」などの例文で使用することができます。
「爆発」とは?
「爆発」とは?
「爆発(ばくはつ)」とは、「物質が急激な化学反応・物理変化・核反応などを起こして体積を急増させ、大きな音・強い光・破壊作用を示す現象」のことを意味している言葉です。
「爆発」には、「長く溜め込んでいた感情・抑圧していた不満を、これ以上我慢できなくなって外に表す」といった意味合いもあります。
例えば、「火薬が爆発して大火傷を負いました」や「妻が夫に怒りを爆発させました」などの文章で使われます。
「爆破」と「爆発」の違い!
「爆破」と「爆発」の違い!
「爆破」と「爆発」の違いを、分かりやすく解説します。
「爆破」も「爆発」も「ダイナマイトなどの爆発物が音・炎・光などを出して弾け飛ぶ」という意味合いは共通していますが、「具体的な物体・物質の破壊が行われるか否かの違い」があります。
「爆破」という表現は「爆発物の化学反応・物理変化を利用して、建築物(家屋)・車・岩石などを実際に破壊すること」を意味していますが、「爆発」の言葉は「物質が化学変化・物理変化で激しく膨張して音・光・炎・破壊作用が生じても、必ずしも何かの物体を破壊するわけではない」という違いがあるのです。
また「爆発」という言葉は、「爆破」にはない「抑圧していた強い感情・衝動が外に現れること」といった意味も持っています。
まとめ
まとめ
「爆破」と「爆発」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「爆破」とは「爆発物を使用して、建築物・車両などの物体を破壊すること」を意味していて、「爆発」は「物質が急激な化学的物理的変化を起こして、大きな音や破壊作用を示す現象」を意味しているという違いがあります。
「爆破」と「爆発」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。