この記事では、「可もなく不可もなし」の意味を分かりやすく説明していきます。
「可もなく不可もなし」とは?意味
「可もなく不可もなし」とは?意味
「可もなく不可もなし」とは、簡単に言えば「良くも悪くもない」ことです。
特筆して良い点もなく、特筆して悪い点もないということは、特徴がないことを示します。
特徴がないということは、意思決定に影響を及ぼす程度が低いと言えます。
なえならそれは、「特にどちらでもない」からです。
「可もなく不可もなし」の言葉の使い方や使われ方
「可もなく不可もなし」の言葉の使い方や使われ方
たとえば、あなたの部門に新人が配属されたとします。
その新人は、真面目に勤務していましたが、特に積極的に行動するタイプでもありませんでした。
このような場合に、「今のところは、可もなく不可もなしと言ったところでしょうか」と述べるとよいでしょう。
これにより、特筆すべき事項が無いことを、上手に表現できるのです。
「可もなく不可もなし」の例文
「可もなく不可もなし」の例文
「可もなく不可もなし」を使った例文を挙げます。
・『今度の人事異動は、可もなく不可もなしと言ったところです』
・『各社の提案は、押しなべて可もなく不可もなしと言えるでしょう』
・『可もなく不可もなしとはよく言ったもので、まったく特徴がありません』
まとめ
まとめ
このように「可もなく不可もなし」は、「良くも悪くもない」や「特筆すべき事項が無い」ことを意味する言葉です。
様々な場面で使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。