この記事では、「狐と狸の化かし合い」の意味を分かりやすく説明していきます。
「狐と狸の化かし合い」とは?意味
「狐と狸の化かし合い」とは?意味
「狐と狸の化かし合い」は「きつねとたぬきのばかしあい」と読みます。
意味は、「ずる賢い者同士が、お互いに悪知恵をはたらかせてだましあうことのたとえ」です。
お互いに頭が良く、悪い方に知恵が回る者同士が、何とかして相手を出し抜こう、痛い目に合わせようなどと思いながら、あれこれ策略することです。
「狐と狸の化かし合い」の概要
「狐と狸の化かし合い」の概要
「狐と狸の化かし合い」の由来は、昔の童話や民話などで、「キツネ」も「タヌキ」も人や動物、物などに化けて人をだました生き物であったことにあります。
どちらも悪知恵にたけていて、人間をだまして喜ぶとされていたことから来ています。
「化かす」は「人の心を迷わして正常な判断を狂わせる」という意味です。
「狐と狸の化かし合い」の言葉の使い方や使われ方
「狐と狸の化かし合い」の言葉の使い方や使われ方
「狐と狸の化かし合い」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『あそこの嫁姑は狐と狸の化かし合いだ』
・『上司と部下で狐と狸の化かし合い状態だ』
・『職場のライバル女性同士が狐と狸の化かし合いしている』
まとめ
まとめ
今回は「狐と狸の化かし合い」について紹介しました。
「狐と狸の化かし合い」は「キツネとタヌキがだまし合っている様子」から転じて「ずる賢い者同士がだましあうことのたとえ」という意味のことわざ、と覚えておきましょう。