「事もあろうに」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「事もあろうに」の意味を分かりやすく説明していきます。

「事もあろうに」とは?意味

「事もあろうに」とは、「他にいろいろ適切な方法があるだろうにや、よりによって」と言った意味の慣用句です。

「事もあろうに」の概要

この「事もあろうに」表現は、行動が非常に好ましくないことを表す意味で使われるもので、相手からこう言われた際には、自分の行動が責められていると、認識する必要があります。

「事もあろうに」の言葉を逆にした「あろう事か」と言う表現も、慣用句としてしばしば使われます。

この「あろう事か」の文字通りの意味は、「あってよいことか」で、「とんでもないこと」を意味します。

従って、「事もあろうに」も「あろう事か」も「もっと良いやり方や方法があるだろうと、取られた行動を否定する」ほぼ同じ意味を持つ慣用句です。

「事もあろうに」の言葉の使い方や使われ方

・『事もあろうに、落第点を付けられた学生が、教授に暴力を振るった』
・『ロシアでは、事もあろうに、すべての放送局が政府のプロパガンダのみを報じている』
・『事もあろうに、彼は親友の俺にまで嘘をついた』

まとめ

「事もあろうに」とは、「他にいろいろ適切な方法があるだろうにや、よりによって」と言った意味の慣用句で、行動が非常に好ましくないことを指摘する表現として使われます。