この記事では、「舌を巻く」の意味を分かりやすく説明していきます。
「舌を巻く」とは?意味
「舌を巻く」とは?意味
「舌を巻く」は「したをまく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「相手に圧倒的に言い負かされて黙り込んでしまう様子」という意味で、相手の方が弁が立ち、言い返せずに黙ってしまうことです。
2つ目は「精神的に刺激を受けて言葉が出ない様子」という意味で、驚きや恐怖、感動などにより何も言えなくなってしまうことです。
上記に共通するのは「何も言えない」という意味です。
「舌を巻く」の概要
「舌を巻く」の概要
「舌を巻く」の由来は、中国の漢時代に書かれた「漢書・揚雄伝」という歴史的書物の一節にあります。
作品中に「礼官博士巻其舌而不談」という記述があり、「偉い人が舌を巻く様に折り曲げて何も話せない」という意味です。
ここから「舌巻」として使われ、日本語化しました。
「舌を巻く」の言葉の使い方や使われ方
「舌を巻く」の言葉の使い方や使われ方
「舌を巻く」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼の身勝手な言い訳に上司が舌を巻く』
・『推しについてつい熱弁を振るい、周囲が舌を巻く』
・『彼のあまりに素晴らしいプレゼンにライバルたちが舌を巻く』
まとめ
まとめ
今回は「舌を巻く」について紹介しました。
「舌を巻く」は「圧倒的に言い負かされて黙る様子」「刺激を受けて言葉が出ない様子」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。