「お言葉に甘えさせていただきます」についての解説です。
「お言葉に甘えさせていただきます」とは?意味
「お言葉に甘えさせていただきます」とは?意味
「お言葉に甘えさせていただきます」は、ビジネスにおいては、相手側の親切心を受けていますということの強調の確認の意味です。
よって、この言葉が成立するのは、相手がいて、かつ相手が目上でなければなりません。
なぜなら、この言葉は尊敬語なので、自分よりも格下の物に使用するのは実は間違いになるのです。
「お言葉に甘えさせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「お言葉に甘えさせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ビジネスにおいては、ビジネスを持ち掛ける側を尊敬してかつ行為について甘えるわけですから、甘えが許される行為でなければ使用してはいけません。
なので、相手側が行為で「こちらの席でお待ちください」といった場合、勝手に座ってかつ「お言葉に甘えさせていただきます」と述べると実は失礼になります。
なぜなら、ビジネスパートナー側が、こちらの席で待つようには述べていますが、座って待つようにとは述べていないがゆえ、許されない行動を実はとっているわけです。
「お言葉に甘えさせていただきます」を使った例文
「お言葉に甘えさせていただきます」を使った例文
・『こちらの席に座って待つようにとのことでしたので、お言葉に甘えさせていただきます』
この例は、相手側がこのエリア内で座って待つように述べたので相手側の厚意に対して許可を得ていることぉお証明しています。
なので、このケースの「お言葉に甘えさせていただきます」は、相手側の許可を得ていることを強調しています。
「お言葉に甘えさせていただきます」の返答や返信例
「お言葉に甘えさせていただきます」の返答や返信例
この言葉への返答は、相手側がとるべき行動が最初に話を持ち掛けた側の行動であるかどうかです。
例を挙げますと、「こちらの席におかけになってお待ちください」といい、「お言葉に甘えさせていただきます」と述べた側が座らないという選択をとった場合、「座ってよいのですよ」と誘導するのが返答例になります。
よって、違う行動をとっていれば、「いやいや座ってください」と述べればよいのです。
まとめ
まとめ
「お言葉に甘えさせていただきます」については、要は強調語で相手側から厚意を受けたことに対する確認を強調する言葉です。
だから、ビジネスの席においては、厚意を受け、厚意の内容を確認するような感じで、「お言葉に甘えさせていただきます」と述べ相手の厚意に即した行動をとります。
逆に、相手の厚意に対して行動をとり、相手側が嫌な顔をした場合、実は相手側は社交辞令で述べただけで厚意ではなかったとなるのです。
よって、この言葉は社交辞令であるか、本当に厚意であるかを感じ取り判断しないと単に相手に対して不快感を与えるだけになるのです。