「お下げしてもおよろしいですか」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では「お下げしてもおよろしいですか」について解説をします。

「お下げしてもおよろしいですか」とは?意味

「お下げしてもおよろしいですか」とは?意味

お皿を片付けてもよいかを尋ねる意です。

「お下げして」「さげ」「お」をつけて丁寧にし、「して」をつなげた言葉です。

「さげ」は下げることで、身分の高い人や上位の存在から遠く離れさせるという意味があります。

今、目の前に身分の高い人がいたとします。

この人の近くに、話し手の子どもがいます。

子どもが失礼をするといけないので遠くにやりたいです。

そのことを「家族の者をさげる」などといいます。

「およろしい」「よろしい」のことで、「よい」の丁寧な言い方です。

許可できる、差し支えないという意味になります。

「ですか」は疑問・質問の意です。

よろしいのかを問いかけています。

「お下げしてもおよろしいですか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「お下げしてもおよろしいですか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

飲食店でお客様の前からお皿を片付けるときに使用するものです。

「お」をつけて丁寧な言葉にしていますが、このいい方は不適切です。

何にでも「お」をつければよいのではなく、「よろしい」には「お」をつけません。

「お」をつけると不自然になります。

「お下げしても」はこのままで問題ありません。

「お」をつけない場合は「下げても」となり「し」はなくなります。

この言葉は使うタイミングが大切です。

まだお客様が食べているところで使用してはなりません。

食べているのにお皿をさげてもよいか問いかけられると、聞かれた方は不愉快になります。

「速く食べ終わって、速く店を出ろ」といっているように受け取られてしまいます。

お皿が空になったタイミングを見計らい、さげるようにします。

次の料理を出すタイミングで、声をかけてさげるのもよいでしょう。

お皿はお客様の前でガチャガチャと重ねたりせず、一歩離れたところでまとめるようにします。

「お下げしてもおよろしいですか」を使った例文

「お下げしてもおよろしいですか」を使った例文

・『こちらのお皿をお下げしてもおよろしいですか』

「お下げしてもおよろしいですか」の返答や返信例

「お下げしてもおよろしいですか」の返答や返信例

問いかけに対して、よい・悪いを答えます。

あきらかに食べ終わっていることがわかる状態なら、「ダメ」という返事は不自然です。

食べ終わったなら、さげてもよいと許可を与えます。

まだお皿に残っていて食べている途中なら、断っても問題ありません。

会話に夢中になっていると、店員の問いかけに気がつかないことがあると思います。

その場合は、店員が黙って片付けるか、もう一度問いかけるかするはずです。

まとめ

まとめ

飲食店では、使用したお皿を洗って次の料理に使いたいので、お客様のテーブルから片付けたい気持ちがあります。

この言葉は、さげてもよいか許可をもらうときに使用するものです。

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