「見るに忍びない」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「見るに忍びない」の意味を分かりやすく説明していきます。

「見るに忍びない」とは?意味

「見るに忍びない」の読みは「みるにしのびない」で、「あまりにも気の毒な状態や、ひどい状態であり、見ているのが非常に辛いこと」を意味する慣用句です。

「見るに忍びない」の概要

「見るに」とは「見ているのは」と言った意味で、「忍びない」は「我慢できないことや、堪えられないこと」を意味する言葉なので、「見るに忍びない」は冒頭の意味となるのです。

似た意味の慣用句としては、「とてもはたで見ていられないことや、見ていて安心できないこと」を意味する「見るに見かねる」や、「あまりにみじめで、まともに見ることが出来ないこと」を意味する「見るに堪えない」が挙げられます。

「見るに忍びない」の言葉の使い方や使われ方

・『洪水のより住居を流された一人暮らしの高齢女性の悲嘆にくれる様子は、見るに忍びなかった』
・『アフリカのある国を旅した時、見るに忍びない貧しい人達の生活を目の当たりにした』
・『美貌を誇っていた憧れの女性も、後期高齢者になり、見るに忍びない容姿になっていて驚いた』

まとめ

「見るに忍びない」とは、「あまりにも気の毒な状態や、ひどい状態であり、見ているのが非常に辛いこと」を意味する慣用句です。