「引けをとる」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「引けをとる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「引けをとる」とは?意味

「引けをとる」とは、「何かに比べて負けていることや、劣っていること」を意味する慣用句です。

「引けをとる」の概要

「引けをとる」の慣用句の「引け」とは、もともとは「退け(ひけ)」であったと考えられています。

この「退け」の言葉は、昔の戦場において、負けそうになった時に、撤退を命じる言葉として使われていました。

その表記が「引け」に変化すると共に、「負けることや劣ること」の意味に転じたとされており、これが「引けをとる」の語源だとされています。

この「引けをとる」は、「何かを比較して遜色がないこと」の意味として「引けをとらない」との否定形で使われることも多く、こちらも慣用句として定着しています。

「引けをとる」の言葉の使い方や使われ方

・『一般の書籍は電子書籍に比べて、小型で場所を取らない点では引けをとるが、書き込みができる等の便利な点もある』
・『下馬評では相手のチームに引けをとると言われているので、気楽に試合に臨むことが出来ます』

まとめ

「引けをとる」とは、「何かに比べて負けていることや、劣っていること」を意味する慣用句です。

否定形の「引けをとらない」も、「遜色ないこと」を意味する慣用句としてよく使われています。