この記事では、「心頭を滅却すれば火もまた涼し」の意味を分かりやすく説明していきます。
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」とは?意味
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」とは?意味
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」の読みは「しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし」で、「心の持ち方ひとつで、どのような苦痛も苦痛とは感じられなくなること」を意味することわざです。
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」の概要
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」の概要
このことわざの由来は、杜荀鶴の漢詩の「安禅必ずしも山水を須いず、心中を滅し得れば自ら涼し」だとされています。
ここ漢詩の意味は、「安らかに座禅を組むのに必ず山水の地へ赴かなくてもよい、心の中の雑念を払拭すれが、火の中でも涼しく感じられる」と言う意味です。
ここから転じて、「心の持ち方ひとつで、どのような苦痛も苦痛とは感じられなくなる」との広い意味となったものです。
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」の言葉の使い方や使われ方
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」の言葉の使い方や使われ方
・『心頭を滅却すれば火もまた涼しと言うが、凡人の私は猛暑日にクーラーのない部屋には居られない』
・『このプロジェクトは苦難続きですが、心頭を滅却すれば火もまた涼しの精神で、頑張り続けています』
まとめ
まとめ
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」とは、「心の持ち方ひとつで、どのような苦痛も苦痛とは感じられなくなること」を意味することわざです。