この記事では、「イカ東」の意味を分かりやすく説明していきます。
気になる言葉を学びましょう。
「イカ東」とは?意味
「イカ東」とは?意味
イカ東とは「東大生らしい、東大生のこと」です。
今風のおしゃれな生徒ではなく、勉強ひと筋でここまで駆け抜けてきたような、まじめ一筋の東大生をいいます。
イカ東の「イカ」は「いかにも」のこと。
東大生の看板を首から掛けていそうな、優等生気質の生徒をあらわします。
ガールフレンドは勉学なので、自分のおしゃれは二の次。
そのためボサボサの寝ぐせヘア、アイロンのかかっていないヨレヨレのシャツ、くたびれたジーパンなどがイカ東の定番ファッションです。
ただ時代の変化から、こうしたイカ東コーディネートをしている男子は年々減少。
少しずつおしゃれな学生さんが増えています。
今でこそめったにお目にかかれない、貴重な人物像となっています。
「イカ東」の概要
「イカ東」の概要
イカ東というのは、SNSで生まれた言葉です。
東大生を揶揄している訳ではなく、何かに夢中になるにあまり、身なりに構わなくなってしまった状態をいいます。
何日もお風呂に入っていなかったり、フケで汚れたシャツを羽織っていたり、周囲に気を遣う余裕がなくなってしまった浪人生のような身なりをイカ東といいます。
ネガティブなイメージの多いイカ東ですが、最近では東大生による「イカ東コンテスト」も登場して、話題をあつめています。
これは秋の終わりに、東大駒場キャンパスでおこなわれるイベントです。
持ち前のファッションセンスや知識を競う、ゲーム大会になっています。
イカ東グランプリに選ばれた人は、インテリでおしゃれ。
どちらかというと、イカ東と正反対のイクメンなタイプです。
世間が思うイカ東と、本物のイカ東は大きなズレがあるのかもしれません。
「イカ東」の言葉の使い方や使われ方
「イカ東」の言葉の使い方や使われ方
イカ東はこのように使われています。
・『弟はチェックのシャツが大好き。まるでイカ東みたいだ』
・『東大近くの定食屋に入ったら、イカ東っぽい人たちで満席だった』
・『新しい眼鏡をかけたら、どことなくイカ東風になった』
イカ東は、いかにもな東大生です。
メガネにネルシャツがトレードマークといわれています。
そのため似ている装いをしたとき、それらしい人を見かけた場合につかいます。
「イカ東」の類語や言いかえ
「イカ東」の類語や言いかえ
イカ東の関連語には、次の言葉もあります。
・イマ東
・イカ阪
イマ東というのは、いまどきな東大生のこと。
クイズ番組で活躍している松丸亮吾さんや伊沢卓司さんのような、今風のイケメン東大生をあらわします。
またイカ阪とは、いかにもな大阪大学の学生です。
色々な意見があるものの、イカ東やイマ東などの名言が飛び出すのは、それくらい東大生が注目されている証拠といえそうです。
まとめ
まとめ
イカ東の意味と使い方をおさらいしました。
イカ東とは、いかにもな東大生であること。
メガネにネルシャツの、まじめな学生スタイルをいいます。
最近では進化した、イマ東も注目をあつめています。