「ワロス」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、若者の間で話題の「ワロス」の意味や使い方から例文を詳しくご説明します。

「ワロス」とは?意味

読んでいる文章がどこか笑ってしまう内容であったり、笑えるドジな体験談を聞かされたときに使うのが「ワロス」です。

インターネットの掲示板で使われている言葉であり、お腹を抱えてしまうほど笑える話は人々の心をとらえて、楽しい気持ちにします。

元々はVIPPER語として使われている「ワロス」ですが、2000年代後半に「笑わせる」という意味を表すネットスラング用語として若者の間で流行りました。

チャットやSNSでは、滑稽なスタンプや画像、動画を目にしたとき冷やかしつつ面白いと感情表現します。

「ワロス」の概要

元々は、2ちゃんねるの掲示板で使われていた「ワロタ」と同じような意味で使われている感情を表す言葉でした。

その場で起こったことを馬鹿にする意味で「ワロスだわ」と使ってみたり、面倒くさいと感じる相手に対して追い払うときに「ワロスワロス」と連呼して、その場を後にするなど面倒なときに使って関わらないようにするわけです。

今その場で体験したリアルタイムな出来事について「笑える」という気持ちを少し気取った意味合いを込めて表すときに使うのが「ワロス」であり、思ったことを冗談めいた意味合いを込めて表現するのに適しています。

「ワロス」の使い方や使われ方

人が笑えるようなことを話してきたとき「ワロスW」と語尾に付け足して、主観を表して使うのが掲示板では一般的です。

本当にお腹を抱えて爆笑している様を表すときは「ハ八、ワロス」と使います。

日本語で「はいはい」と表してから「ワロスワロス」と2回立て続けに書き、しつこい相手にその場から去ってもらえるよう突き放す意味を込めるわけです。

激しく動揺するように爆笑しているという人の様を表すときは「テラワロス」と書き、自分の楽しい気持ちを伝えますし、かなり強い笑いに包まれて感情を抑えきれなくなってしまった人は「ギガワロスだわ」と例えるわけです。

「ワロス」を使った例文(使用例)

・『目の前を通ったサーファーがイケメン面してて気持ち悪くてワロス』
今まさに目の前を通った人がリアルに嫌悪感を感じる人であったとき、笑ったという意味を表すわけです。

・『友達が前をよく見ずに穴に落ちた姿を見て俺は転げまわってハハッワロス』
友達や家族の失敗する姿が面白いと感じたとき、声をあげて笑ってしまうことがあります。

・『ナンパしてきた男性がしつこいのではいはい、無理なんでワロスワロスと断った』
声をかけてきた男性のしつこさに怒りを覚えつつ、冷静に無理と追い払うときに使う人もいます。

まとめ

今見たことに対して笑いが込み上げてきて笑ってしまったというときに使うのが「ワロス」であり、すごく面白いと感じることに対して自分の感情を楽しく伝えられます。

自分なりに言葉を足せば、より個性的で面白い気持ちを言い表せるインターネット用語になるでしょう。