「サクラップ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、スラング用語の「サクラップ」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「サクラップ」とは?意味

「サクラップ」とは?意味

ジャニーズに所属する5人組みのアイドルグループである嵐の櫻井翔【さくらいしょう】がコンサートで単独披露するラップのことを「サクラップ」と言います。

彼は担当する番組で進行役をこなしたり、ニュース番組では原稿をすらすらと読める口の達者な人です。

そんな櫻井がコンサートでその巧みな言葉回しをテンポよく披露するのですが、プロ顔負けの即興ラップを聞いたファンの間で親しみを込めて「サクラップ」と表します。

若者の気持ちを代弁する歌詞は彼が作詞しており、自分で作った曲にのせて流暢に歌う姿はファンの心に染み渡ります。

「サクラップ」の概要

「サクラップ」の概要

櫻井翔の苗字である「サクライ」から「サク」をとり、そこに彼が得意とする「ラップ」を掛け合わせた造語が「サクラップ」になります。

独特な歌い方と他にはない魅力溢れるラップは多くのファンの心をとらえますが、このような歌を披露するようになったきっかけが2012年に野外音楽堂で開催したザテレビジョンzoomであり、その業界では名の知れた人気ラッパーが登場して迫力ある歌い方を披露しました。

その出会いをきっかけに、“m-flo”(エムフロー)のメンバーであるVERBAL氏がラップを書かない櫻井にどうして挑戦しないか聞いたことで書いてみようという気持ちになり、日本語で書いて英語のように歌うようになったのです。

「サクラップ」の使い方や使われ方

「サクラップ」の使い方や使われ方

聴く人の胸に刻まれる言葉の数々には泣いてる、ひらいてる、誓ってなどの文句があり、櫻井は英語のように「e」を強調して歌うそのラップこそが「サクラップ好きです」とファンは感動します。

あえて日本語で言葉をしっかり発音していく彼のラップは1990年代に流行った日本語ラップの要素を取り入れており、日本人の魂を込めたものを「まじでサクラップは最高」とファンは喜ぶわけです。

SNSでは「○○のサクラップはいい歌詞すぎる」と自分がとくに気に入った題名を取り上げて、いかにいいかを表します。

「サクラップ」を使った例文(使用例)

「サクラップ」を使った例文(使用例)

・『1個の景色を想像しながら文字にしたものがサクラップだ』
トラックを聴いていると頭の中に景色が写真のように出てくるので、その光景を彼なりの言葉に書き換えて歌詞にするわけです。

・『嵐の曲の歌詞に自ら考え出した詞を挟むことで、独特なサクラップを生み出している』
すでに世の中に出回っている嵐の曲の歌詞との間に、個性と独創的な詞を挿入させることでファンを魅了する作品に仕上げます。

・『人の気持ちを代弁するサクラップの歌詞に胸打たれてファンは感動する』
悩みを抱える人の気持ちを歌詞に取り入れて、心を込めて歌う彼の歌い方や詞に共感する人が増えています。

まとめ

まとめ

嵐のメンバーである櫻井翔が生み出す独特な歌詞と曲は、多くのファンの気持ちをつかんで離しません。

精神的に落ち込んでいるとき聞いて自分を元気付けたり、明るい気分になりたいとき歌詞に耳を傾けるそんな「サクラップ」はどのようなものか、実際に動画サイトで視聴してみるといいでしょう。

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