この記事では、若者が使う「ネガる」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「ネガる」とは?意味
「ネガる」とは?意味
気持ちが暗くなるとき「ネガティブになる」と言いますが、これを略したものが「ネガる」であり、前向きになれない状況に後ろ向きで物事を考えたり、行動するさまを言い表し、いかに自分がやる気がないかを伝えるわけです。
否定的な気持ちになっているため頑張ってやろうだの、時間をかけてやってみようと考えられない状態であるのが「ネガる」の意味でもあります。
暗い気持ちになるようなひどい状況であったり、精神的につらい状態に陥るような悪いことが起きたとき若者は「ネガるわ」と落ち込むさまを表す言葉です。
うまくことが進まない現実に消極的になる学生の間で使われており、悪い状態から抜け出せない自分に苛立つ感情を込めて使います。
「ネガる」の概要
「ネガる」の概要
恋人に振られて落ち込んだときや、テストの点がとても悪かった、友達と喧嘩してしまったなど自分に起きたことで精神的に傷ついたとき「ネガる」と言い、いかに自分がつらい状況下でやってられないほど悲惨な気持ちであるか言い表せる言葉になります。
職場や私生活でどうも自分が思い描いているようにならないとき、人は気落ちして前向きになれないため誰かに慰めてほしいと思うわけですが、なかなか気持ちが改善しないでいるとますます気が滅入ってしまうなら「ネガるわ」とSNSや電子掲示板で自分の状況を伝えます。
この言葉の由来は「ネガティブ」であり、掲示板やSNS、チャットで後ろ向きな気持ちであったり、どうも考え方が否定的であるときを学生風に表したわけです。
「ネガる」の使い方や使われ方
「ネガる」の使い方や使われ方
気持ちがかなり落ち込んでいるとき「ネガる」と言い、気分がいかに落ち込んでいるかを伝えるときに使われています。
恋愛や仕事で失敗してしまったときや、挑戦しても失敗したなど自分がやってみたときうまくいかず、落ち込む気持ちを分かりやすく人に伝えるわけです。
相当気分が落ち込んでいるときは「今日の私、ネガる」と書き込めば相手にだいぶひどい状態であることを伝えられます。
反対に、「ネガる」ことで調子のってしまう自分に活を入れて行動を見直し、前を向いて行動できるよう自分を見つめ直すときにも使われている言葉です。
「ネガる」を使った例文(使用例)
「ネガる」を使った例文(使用例)
・『大好きな彼氏が浮気したことを知ってかなりネガる』
愛する彼氏からの裏切りは精神的に堪えるものですので、気持ちがかなり落ち込むその様子を表します。
・『理不尽な理由で教師に怒られた。どちゃくそネガるわ』
理不尽なことで人から怒られてしまったとき、かなり気分的に落ち込んだその気持ちを「ネガる」と例えて伝えられます。
・『婚約者に裏切られてネガる私に友達は優しい声をかけてくれた』
かなり気分が落ち込んだ状態の人に友達が優しく声をかけてくれたその行為に「ネガる」気持ちも前向きになることがあるわけです。
まとめ
まとめ
気分的に暗くなるほど落ち込んだ状態を表せるのが「ネガる」であり、普段の生活でもつらい気持ちになってしまう状況に使える言葉になります。
友達や趣味仲間など親しい人へネガティブな気持ちを今風に伝えたいときに使ってみるといいでしょう。