この記事では、スラング用語の「ベスポジ」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「ベスポジ」とは?
「ベスポジ」とは?
自分がこれから何かやろうとするとき最も都合のいい場所を「ベスポジ」と言います。
ベストポジションを省略したものであり、体勢を整えることで作業がやりやすい、体に負担がかかりにくい最適なポジションを見つけることで物事がスムーズに進むわけです。
動画をスマートフォンで視聴するときは横にした方が観やすいですし、映画館では一番前よりもスクリーンから少し離れていれば首が痛くならず、観やすいわけです。
自分がそのようにすれば腕も疲れず、音も聴きやすいという場所を見つけてお気に入りにできます。
「ベスポジ」の概要
「ベスポジ」の概要
英語でBest Position”(ベストポジション)と書く「ベスポジ」は、自分が最適だと感じる場所や部分など行動したときそこであればいい状態でいられる所を見つけたときに使う言葉です。
ソファに座るとき、この位置と角度であれば腰に負担が掛かりにくいとか、テレビが観やすいという最適な位置を表すのが「ベスポジ」です。
枕に頭をのせるときも真ん中ばかりではへこんでしまい、余計に首へ負担がかかりますが、左右に頭をずらすことで深い睡眠ができるようになります。
このように、自分が使っているものをどのようにして使えば負担なく使えるか自分で見つけて、ここだと思う位置を最適な場所として認知するわけです。
「ベスポジ」の使い方や使われ方
「ベスポジ」の使い方や使われ方
ベッドに寝るとき、たいていの人は真ん中に仰向けになって寝ますが、左に上半身を少し斜めにするだけでぐっすり眠れるようになるその状態を「ベスポジ」と言い表します。
車に乗るときも助手席より左後部座席の方が自分にとって座り心地がいいと感じれば、そこが最適な場所になるわけです。
スピーカーで音楽を聴くときは斜め右に座るとより臨場感溢れる音がする、パソコンのキーボードを打つときの机の高さは胸よりも5cmほど低い方が打ちやすいなど普段使っているものをより使いやすくするため最適な位置を見つけたり、パレードやコンサートに行くとき、この場所であれば見やすい位置を見て立つ位置を決めたとき最も最適な場所であれば、そこが自分のいい「ベスポジ」と言い表すわけです。
「ベスポジ」を使った例文(使用例)
「ベスポジ」を使った例文(使用例)
・『コンサート会場では右5列目の席の方が歌手の動きがよく見えるからベスポジだ』
・『たまたま座った席だったが、歌手の顔がよく見えてベスポジだった。これからはあの席を予約しよう』
・『朝早くから行列に並び、イベント会場でベスポジを見つけようとしたが、思うように良い場所が見つけられなかった』
コンサート会場のステージは高さがあるため、少し離れた斜め横の方が歌手の顔がよく見えるようになる場合もあります。
たまたま座った席がいがいと顔が良く見えたり、歌声がはっきり聴こえることもあるわけです。
反対に、自分の最適な場所を見つけようとしたのに、結局は見つけられなかったときの悲しい気持ちを表せる言葉になります。
まとめ
まとめ
最もいい場所だと感じる所を「ベスポジ」と言い、自分にとってここしかないと思う気持ちを表せる言葉になります。
自分にとって最適な場所である、ここしかないと思うときに使える言葉ですので、人に自分のお気に入りの場所があればさりげなく伝えてみるのも楽しいやり取りができるものとなるでしょう。