この記事では、スラング用語の「ポジハメくん」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「ポジハメくん」とは?
「ポジハメくん」とは?
日本を代表するプロ野球球団の横浜DeNAベイスターズを心から応援するファンのことを指す「ポジハメくん」は、何でも前向きにとらえる人を意味する言葉です。
ポジティブな考え方や行動を見せるポジティブファンに「ハメカス」という悪い意味の言葉を掛け合わせて蔑むように呼ぶわけです。
このハメは球団の名前の横浜を冗談も含めて「ヨコハメ」と呼び、「ポジティブ」と掛け合わせて使います。
掲示板の5ちゃんねる内の「おーぷん2ちゃんねる」でよく使われているスラング用語になります。
「ポジハメくん」の概要
「ポジハメくん」の概要
2013年にYAHOOの知恵袋で使われ始めた「ポジハメくん」は、横浜DeNAベイスターズの選手の活躍についてますますいい方向に向かうだろうと期待するファンの書き込みはポジティブで、胸が躍るようすがひしひしと伝わります。
しかし、活躍を期待するファンに対して結果は惨敗で、コメントは辛口ばかり集まるなど、2ちゃんねるではそんな前向きすぎる人たちを取り上げて笑える話として取り上げました。
結果、悲惨な現実に対していつまでも前向きで明るいところがどこか残念であり、笑ってしまうファンに嫌味と失笑する意味を込めて「ポジハメくん」と他の球団を応援する人たちが彼らをこのように呼ぶようになったのです。
「ポジハメくん」の使い方や使われ方
「ポジハメくん」の使い方や使われ方
横浜DeNAベイスターズが負けたとしても「今度は勝つ」と前向きにチームを応援するファンは気の毒だと、他の球団を応援する人が「残念だ」との気持ちを込めて「ポジハメくんたちの期待はすごいな」と驚きつつ、どこか馬鹿にした気持ちを込めて使います。
どうせ勝てない球団と思っている他の球団ファンは掲示板で知り合った相手が前向きすぎてついていけないと感じる横浜DeNAのファンと分かったときは「お前もポジハメかよ」と強い対抗意識を持つわけです。
前向きな言動が見られないファンに対しては「ポジハメくんじゃないと駄目だ」と突っ込みを入れたり、熱狂的な国際ジャーナリストで球団を愛す浅井信雄氏を「ポジハメおじさん」と呼ぶときも使われています。
「ポジハメくん」を使った例文(使用例)
「ポジハメくん」を使った例文(使用例)
・『球団がまったく勝てていないのに、いつも前向きに応援するポジハメくんって大丈夫か』
・『いつも応援席の前列に座るポジハメの母が手製の旗で応援する姿がカメラで映し出される』
・『掲示板で知り合った男性が実はポジハメの親玉と知って驚いた』
あまりにも球団を愛しすぎるファンに対して、負けているのに楽しそうなところに不安を感じた人は大丈夫かと心配になるのです。
そんな熱狂的で前向きなファンはまるで母親のように選手を愛す女性を「ポジハメ」の「母」や親玉」と言い表してその存在感をより強調する場合もあります。
まとめ
まとめ
他の球団ファンから見るとどうも横浜DeNAベイスターズを愛する者はポジティブすぎてついていけないし、ずれた感覚にあきれる気持ちを「ポジハメくん」に込めて使うわけです。
この言葉の使い方を詳しく学びたいときは5ちゃんねるの野球板を見て、学んでみるといいでしょう。