「後援」と「協賛」の違いとは?分かりやすく解釈

この記事では、「後援」「協賛」の違いを分かりやすく説明していきます。

「後援」とは?

「後援」とは?

「後援」とは、その対象を応援するという意味になる言葉です。

主に人物や団体、それらの活動に対して使われる言葉で、人物の場合は特定の政治家や大相撲の力士、部屋の「後援会」が有名です。

具体的にはその対象に活躍してもらう為に金銭や物品的な援助をすることで、特に名前は出さずに行う場合もあり、縁の下の力持ちといった存在だと考えていいでしょう。

「協賛」とは?

「協賛」とは?

「協賛」は、対象の「スポンサー」になることだと考えていいでしょう。

「後援」と同じく、その対象を応援する意味も含まれていますが、自らの宣伝行為も兼ねたそれになると解釈してください。

こちらは映画やイベントなどに使われることが多い言葉で、その映画やイベントに出資する代わりに社名などを「協賛者」としてどこかに出してもらう為に行います。

多数のこの「協賛」があった場合には、出資額の多い方が大きく名前を取り上げてもらえるという具合になります。

これについては、テレビで流れているコマーシャルがいい例で、「この番組は○○と、ご覧のスポンサーの提供で~」といったアナウンスをよく聞きますが、その○○が一番出資してくれているメインスポンサーだということです。

「後援」と「協賛」の違い

「後援」と「協賛」の違い

「後援」「協賛」の違いを、分かりやすく解説します。

「後援」は、特に見返りを求めない陰ながらの応援だと考えることができます。

それに対し「協賛」は、する方にもメリットがあるからこそ行うもので、この「協賛」をしたのにどこにも名前が載らない(取り上げてもらえない)ということはまずありません。

これらをしてもらう側としては、「協賛者」としてそれなりの扱いは必要になるものの、そちらの方が多くの金銭や物品などの支援が受けられると考えていいでしょう。

まとめ

まとめ

「後援」「協賛」は、このような言葉になります。

大きなイベントになると、かなりの「協賛者」がつきものですが、「後援」として、宣伝とは無縁で支援してくれる存在もありがたいものです。

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