「眠気を催して浅い眠りに少し落ちてしまうこと」を意味している擬態語(オノマトペ)です。
「ウトウトする」の解説
「ウトウトする」の解説
「ウトウトする」という擬態語(オノマトペ)は、「眠気を催すこと・眠たくなること・睡魔に襲われること」を意味しています。
「ウトウトする」には、「眠気を催して浅い眠りに落ちること」や「(深く眠るまでには至らず)眠りが浅い状態にあること」といった意味合いもあります。
「ウトウトする」の擬態語(オノマトペ)には、「今にも眠りに落ちそうな状態になって体を前後に動かしている」や「意識がはっきりしなくなる・半分眠った状態でふらふらしているさま」といった意味のニュアンスも含まれています。
「ウトウトする」の使われ方
「ウトウトする」の使われ方
「ウトウトする」という擬態語(オノマトペ)は、「眠気を催して今にも眠りそうになっている時」に使われます。
例えば、「暖かい日差しを浴びていると、いつの間にかウトウトしてしまいます」といった文章で使うことができます。
また「ウトウトする」の表現は、「睡魔に襲われて浅い眠り(短時間の眠り)に落ちた場合」にも使われます。
例えば、「深夜に勉強していたつもりが、気づくとウトウトしていました」などの文章で使われるのです。
「ウトウトする」の例文1
「ウトウトする」の例文1
「ウトウトする」の例文を紹介して、その意味を解説します。
「高齢者になると意識の覚醒状態を長く保つことが難しくなり、昼間でもウトウトすることが増えてきます」
この例文は、「高齢者になると長い意識の覚醒状態を保つことが難しくなって、昼間でも眠気を催して短時間の眠りに落ちてしまうことが増えてくること」を意味しています。
「ウトウトする」の例文2
「ウトウトする」の例文2
「ウトウトする」の例文を紹介して、その意味を解説します。
「一生懸命に受験勉強をしているつもりなのですが疲れが溜まっていたのか、ついウトウトしてしまいました」
この例文は、「一生懸命に受験勉強をしているつもりなのに、疲れが溜まっていたことが原因なのか、気づくとつい睡魔に襲われて浅い眠りに落ちてしまったこと」を意味しています。
「ウトウトする」の類語・言い換え表現
「ウトウトする」の類語・言い換え表現
「ウトウトする」の類語・言い換え表現として、「うつらうつらする」「とろとろする」「船を漕ぐ」「こっくりこっくりする」などがあります。
「うつらうつらする」とは「睡魔に襲われて半分眠った状態になること・眠たくなって意識がはっきりしなくなること」を意味していて、「とろとろする」とは「今にも眠りそうなさま・浅い眠りに落ちていること」を意味しています。
「船を漕ぐ」とは「もう少しで眠りそうな状態になっていて、身体を前後に揺らしているさま」を意味していて、「こっくりこっくりする」も「今にも眠りに落ちそうになっているさま・眠気を催して軽く眠っている状態」を示している表現です。
これらの意味合いから、「ウトウトする」とよく似た意味を持つ類語・言い換え表現として、「うつらうつらする」「とろとろする」「船を漕ぐ」「こっくりこっくりする」を挙げることができます。
「ウトウトする」の対義語
「ウトウトする」の対義語
「ウトウトする」の対義語として、「目覚める」「覚醒する」「明瞭な意識」などがあります。
「目覚める」という言葉は「眠っている状態から覚めること」を意味していて、「覚醒する」も「眠っている状態から目覚めること・意識がはっきりとした状態になること」を意味しています。
「明瞭な意識」というのは、「意識の覚醒水準が高くて、意識が非常にはっきりとしているさま」や「睡眠・眠気からは遠い意識が覚醒した状態」を意味している言葉です。
これらの意味合いから、「眠気を催して浅い眠りに落ちること」を示す「ウトウトする」とは反対の意味を持つ対義語として、「目覚める」「覚醒する」「明瞭な意識」を指摘することができます。