「合説」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

就職活動に関連する言葉として「合説」があります。

この言葉は何を表しているのでしょうか。

今回は、「合説」の意味と類語について解説します。

「合説」とは?意味

「合説」とは?意味

「合説」とは、「合同企業説明会」の略語です。

「合説」の概要

「合説」の概要

「合同企業説明会」とは「複数の企業がひとつの会場に集まり就職希望者に対して会社説明や案内を行うイベント」です。

「合説」「合同企業説明会」を短く略した言葉であり長い文字を入力するのが面倒なSNSや交流サイトで主に使われています。

毎年3月に採用情報が解禁、6月に面接が開始される就職活動では就職を希望する学生と採用を考えている企業とのマッチングが最大の課題です。

学生側は自分に合う企業を見つけたい、採用する企業側は優秀な学生を確保したいと考えますが両者を結びつける場として機能するのが「合説」つまり合同企業説明会です。

「合説」はたくさんの企業が一堂に会して説明会を開催するのでいろいろな企業について知りたい学生側にとっては効率よく企業と出会える貴重な機会です。

参加する企業としてもいろいろな学校から多くの学生が集まる「合説」は優秀な学生を見つけるチャンスです。

企業説明会を開催するには会場を用意したりスタッフを手配したりなど費用がかかりますが「合説」では会場の設営などはイベントの運営が負担してくれる上に個別に案内を出す必要もいくので参加する企業の負担は安く抑えられます。

「合説」で出会った企業を就職先に選ぶ学生は少なくありません。

就活にネットが活用されるようになったことで企業情報や採用情報を集めるのは一昔前に比べてだいぶ楽になってはいるものの企業の人と直接あって話せる「合説」は数少ないチャンスです。

さらに「合説」では企業の説明会以外にもエントリーシートの書き方や面接のコツなどを教えるセミナーなども開催されています。

ただ企業情報を集めるだけでなく就職活動の総合サポートイベントとして機能しているのが「合説」です。

同じ「合説」でも開催時期によって内容や傾向に違いが見られそれぞれ異なる内容です。

就活解禁直後に開催される「合説」では企業の基本情報やインターンシップ情報などが中心ですが秋以降に開催される「合説」ではより具体的な採用情報や企業説明が中心になります。

面接解禁後に開催されるものはまだ採用が決まっていない企業と内定が取れていない学生とのマッチングが中心となり同じ「合説」でも内容はガラリと変わります。

「合説」の言葉の使い方や使われ方

「合説」の言葉の使い方や使われ方

・『就職に備えて合説に参加する』
・『合説で企業の案内パンフレットをもらった』
・『就職先が決まらない学生にとって合説は大きなチャンスだ』
・『合説に参加することなく就職先が決まった』

「合説」の類語や言いかえ

「合説」の類語や言いかえ

・就職セミナー
「就職活動情報や採用情報の提供を目的に開催される就活イベント」を指す言葉です。

就職や転職サポートを専門にする企業が主催することが多く「合説」が採用を目指す企業が多数参加するのに対し、こちらは主催企業が中心となって講演などを行い参加企業は少数もしくはゼロのイベントを指します。

まとめ

まとめ

「合説」は就職活動において重要な意味を持つイベントです。

就職希望者にとっては多くの企業に直接出会える貴重な機会になります。

就職を希望される方はより良い仕事を見つけるためにも積極的に参加しましょう。

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