「借りパク」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「借りパク」の意味を分かりやすく説明していきます。

「借りパク」とは?意味

「借りパク」とは?意味

ものを借りたまま返さず、結果的にパクる(窃盗する)行為の略語で、一応そのものを返すことができれば借りパクではなくなるのは確かですが、返すだけではなくそれなりの謝罪は必要になるでしょう。

対象は本やゲームソフトなどで、お金は流石に取り立てる気がしっかりあるためかあまり使われる言葉ではありません。

昨今のゲームはゲーム機にダウンロードするスタイルのものも多くなっており、借りパクは物理的に難しいものも多くなっています。

電子書籍の貸し出しは不可能で、スマートフォンを一定日数貸すというケースはまずありえないため、近年は借りパクは減っていくものとは考えられます。

「借りパク」の概要

「借りパク」の概要

借りパクの行為は借りた側に非が全てあると言ってよいのですが、貸した側が貸したものへの熱意が低下してきたタイミングで発生する部分もあります。

時間的な問題もあり、借りパクした側がその借りたものを数年に渡って使い続けているということはまずなく、返し忘れてしまったが返すタイミングを見失ってしまったという事が多いと考えられます。

また、学校の卒業などによって会うことが減ってしまうというあたりも借りパクが発生してしまうタイミングと言えます。

借りパクは強奪的に奪い去っていく行為ではなく、最初はまっとうに約束して貸し出したものの返し忘れてしまうということになります。

延滞金システムのしっかりしているレンタルビデオ店などでは借りパクすることはまずできませんが、一定期間を過ぎてしまうと返さないほうがマシなのではという考えに切り替わる恐れがあります。

(実際には賠償などがあり逃げ切ることは不可能です。)

「借りパク」の言葉の使い方や使われ方

「借りパク」の言葉の使い方や使われ方

「本を借りたまま数年が経ってしまい借りパクと変わらない状態になってしまった。

今からでも郵送して返すか悩んでいる」
「借りパクしたと言われるのも嫌なのでゲームはクリアできなかったが返した」「自転車を借りパクするような図太さがある」などの使い方が挙げられ、借りパクする側には図太さ、人のものをなんとも思っていなさが現れていると言えるでしょう。

「借りパク」の類語や言いかえ

「借りパク」の類語や言いかえ

「パクる」「長い間借りている」「盗んだんじゃなくて借り続けているだけ」「返すタイミングを失ったまま借り続けている」などが類語としてあげられますが、同じような意味を持ちつつ借りパクほど短い言葉は存在しないでしょう。

まとめ

まとめ

借りパクはものの貸し借りが多いほど発生する仕組みではあり、本がサイズ的にも最も貸し借りしやすいものと言えます。

今後電子書籍やダウンロードソフトの普及でシステム的に減っていくのではとは考えられます。

カッターナイフやガムテープなど消耗品を借りたというシチュエーションで、断りなく使い切ってしまうという場合も借りパクと言えなくはありません。

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