この記事では、若者言葉として使われている「邪気眼」【じゃきがん】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「邪気眼」とは?意味
「邪気眼」とは?意味
自分のことをアニメの主人公になりきって空想するのが「邪気眼」【ぎゃきがん】であり、まるで中二病のように思い描く行為を意味しています。
厨二病とも言う「邪気眼」が使われ出したのはインターネットの電子掲示板の2ちゃんねるでした。
子供の頃から他の者にはないもう1つ違った視線で物事を見られる「邪気眼」を持ち、生活してきたという自らが作り出した設定の架空人物になりきる人が生み出した言葉なのです。
「邪気眼」の概要
「邪気眼」の概要
人にはない「邪気眼」を持つことで宿主には類まれな特殊能力が備わり、周囲には見えないものが見えるようになると言う空想の世界を意識させる意味合いがある言葉です。
この特殊な能力を持つのが様々な空想して楽しむ中学生であり、自分を特別な存在として考えてはとらえることで格好いいと思います。
ちょうどゲームやアニメ、漫画など様々なものに興味を持つ世代である中学生は、現実ではありえない生き物になってみたいと思うあまり、目立つ要素が強い邪気を感じられる眼を持つ能力を備えた者になるわけです。
この言葉の元ネタとしては、2006年2月に2ちゃんねるの電子掲示板にあるニュース速報に書き込みであり、過去の失態を書き込んでおかしな声を発生させようというスレでした。
「邪気眼」の使い方や使われ方
「邪気眼」の使い方や使われ方
2ちゃんねるで使われている「邪気眼」は、自分が特殊な能力を持つ者になりたいと空想して楽しむときに使われています。
いろいろな特殊能力はありますが、とくに邪気の気配を感じ取り、人には見えない者が見えてしまう目を持ちたいと思う中学生が「僕には邪気眼がある」と不思議なことを言って友達を驚かせたり、人から尊敬される対象になりたいという願望を叶えるわけです。
いっとき、中二病という言葉が流行りましたが、この意味と似ている症状と同じように掲示板やSNSで使われる場合もあります。
不可思議な能力を持つ自分のすごさと、特殊な能力を持つところにヒーローぶり、人へいかに特別な存在であるか自慢するときにも使われています。
「邪気眼」を使った例文(使用例)
「邪気眼」を使った例文(使用例)
・『邪気眼が誕生した由縁は幽☆遊☆白書に登場する飛影が関係している』
大人気アニメの幽遊白書に登場する飛影には第三の目があり、掲示板に「邪気眼」を持つと書き込みしたスレ主はこの人物にかなり影響されたと書いています。
・『裏邪気眼という言葉も流行り出した』
他にも「逆邪気眼」という言葉が世の中に出始めるなど、一世風靡したほど、異常な状態を表す言葉だったのです。
・『邪気眼を持つ俺を傷つける者は、この特殊な能力で痛い目に遭わせてやる』
特殊な能力を持つ自分を傷つけるなら容赦はしないという気持ちを苛立つ相手に伝えて、反逆する気持ちを表します。
まとめ
まとめ
人にはない第三の目を持つ自分には特殊な能力が備わっているという気持ちを掲示板で他のユーザーに伝えるときに使われているのが「邪気眼」です。
そんな特殊能力を持つ自分を見下したり、ひどい目に遭わせるなら容赦はしないと伝えてみるといいでしょう。