「ローン打診」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

新しい住まいが気になったとき、知っておきたい不動産用語があります。

この記事では、「ローン打診」の意味を分かりやすく説明していきます。

住宅ローンにまつわる基礎知識をつけていきましょう。

「ローン打診」とは?意味

「ローン打診」とは?意味

ローン打診とは、住宅ローンの仮審査のこと。

住宅ローンが借りられるかどうか、銀行側に簡単な審査をお願いすることです。

おもに不動産業界や銀行業界でつかわれている専門用語になります。

どんなに簡素な家を建てようとしていても、銀行から借りるお金は数千万円クラスになります。

契約をスムーズにおこなうために、設けられているのが「ローン打診」です。

多くの銀行ではいきなり本審査はおこなわず、その人に返済能力があるかどうか「仮の審査」をおこなって見極めます。

この仮の審査が「ローン打診」です。

ローン打診をおこなっておくと、本審査に入る前に「その銀行で住宅ローンを組めるかどうか」合否の結果をもらえます。

「ローン打診」の概要

「ローン打診」の概要

ローン打診があるのは、銀行が「この人に数千万クラスの大金を預けて、本当に大丈夫なのか」事前に調べておきたいからです。

もし契約後に「貸し倒れのリスク」が生まれてしまえば、銀行にとっても死活問題になります。

そのため契約後に大きなトラブルが生まれないように、本審査の前にローン打診(仮審査)をおこなっています。

ローン打診にかかる期間は、申し込みからおよそ1週間程度。

ローン打診では、運転免許証や源泉徴収票、購入物件の資料などが必要になります。

何らかの理由で銀行が「住宅ローンの融資はおこなえない」と判断した場合は、ローン打診の段階で落とされることもあります。

もちろん合否の条件は融資先の銀行によって異なるもの。

そのため審査に不安がある場合は、複数の銀行をあらかじめ候補に入れておくと安心です。

「ローン打診」の言葉の使い方や使われ方

「ローン打診」の言葉の使い方や使われ方

ローン打診は次のようなシーンで用います。

・ハウスメーカーからローン打診についての説明を受けた。

・ローン打診の結果が銀行から返ってこないので、不安になった。

・住まいのリフォームのため、ローン打診をおこなった。

ローン打診は住宅ローンの、本審査前におこなうステップです。

通常は各銀行に持ち込んで手続きを踏みます。

最近は「インターネットで申し込みできるタイプ」も増えています。

「ローン打診」の類語や言いかえ

「ローン打診」の類語や言いかえ

ローン打診は次のようなフレーズでも、代用できます。

・住宅ローンの仮審査
・住宅ローンの事前審査
・本審査前の仮審査
ローン打診とは、住宅ローンの仮審査もしくは事前審査のことです。

本審査のひとつ前のステップでおこなう、第一段階の審査になります。

まとめ

まとめ

ローン打診について、詳しい中身をチェックしてきました。

ローン打診とは住宅ローンの本審査前におこなう、仮の審査のこと。

住宅ローンの返済能力があるのか、銀行側が事前におこなう「予備の審査」になります。

ローン打診は申し込みから、約1週間程度で結果が届きます。

ローン打診に必要な書類は、現在の収入がわかる源泉徴収票や物件の資料などです。

中身を正しく知って、いい住まいを選んでいきましょう。

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