「グダグダ」の解説
「グダグダ」の解説
「グダグダ」とは、副詞で二通りの意味があります。
一つ目は、つまらないことを繰り返して言うといった意味です。
二つ目は、無気力でやる気がない、ゆるんでしまりがない様子という意味です。
二つ目の意味の場合は、副詞ではありますが形容動詞として使うこともできます。
また、二通りの意味がありますがどちらもいい意味合いではなく悪い意味合いですので、人に対して使う場合は叱責、非難、喧嘩といった場面が多いでしょうか。
また、事実であっても、直接面と向かって言う場合、相手が激昂したりすることもありますのでよく考えてから使うようにしてください。
「グダグダ」の使われ方
「グダグダ」の使われ方
「グダグダ」とは、二通りの意味がありますが、どちらもいい意味合いとは言えません。
例えば相手が長々とどうでもいいことをしゃべってうんざりといった時に「グダグダうるさい」「グダグダと言い訳が長い」「いつまでグダグダ言うんだろう」などと使います。
また無気力、だらけている、しまりがない、収拾がつかないといった場面では形容動詞的に「夏休み中、ずっとグダグダやっていた」「彼らはいつも駅前のカフェでグダグダお茶をしている」「会議はグダグダで時間切れとなった」などと、使います。
「グダグダ」の例文
「グダグダ」の例文
・『こんな、どうでもいいことをいつまでグダグダやっているんだ』
・『あの夫婦は何年も老親に甘えグダグダでやってきたから、今さら真面目に生活はできないのだろう』
・『それぞれが好き勝手なことを言い始め、話し合いはグダグダになった』
・『母が夜遅くに電話をかけてきて、グダグダ言い始めたので参った』
・『グダグダ言っていないで、その作業をさっさとしなさい』
「グダグダ」の類語・関連語
「グダグダ」の類語・関連語
「グダグダ」と似た意味の言葉とその意味を紹介します。
「gdgd」
「gdgd」
「gdgd」とは、ネット用語で「グダグダ」と同じ意味を表します。
まとまりがないこと、どうしようもないといった時に「gdgdだな」という風に使います。
「冗長」
「冗長」
「冗長」とは、無駄が多く、だらだら長い様子という意味になります。
長くて迷惑、うんざりといった気持ちを表すことができます。
「冗長きわまる」「彼の手紙は冗長で最後まで読むのに疲れる」などと、使います。
「まとまらない」
「まとまらない」
「まとまらない」とは、望ましい形に落ち着かない、完成しない、といった意味になります。
「この問題について、彼と話してもまとまらない」「会議はいつまでもまとまらない」「まとまらないまま、時間だけが過ぎた」などと、使います。
「段取りが悪い」
「段取りが悪い」
「段取りが悪い」とは、物事を運ぶ為の順序が悪い、事前の準備がなっていないという意味になります。
物事をするに当たって「段取りが悪い」と、時間がかかったり、上手くいかないということになります。
「進行の段取りが悪い」「仕事の段取りが悪いが、アイデアそのものは素晴らしい」という風に使います。
「だらける」
「だらける」
「だらける」とは、気持ちがゆるんで、体、心にしまりがなくなることを言います。
だらしない、怠けるといった意味でもあります。
「夏休みにだらける生徒は多い」「彼は見張っていないとすぐにだらける」「だらけるのもいい加減にしなさい」などと、使います。
「グダグダ」の対義語
「グダグダ」の対義語
「グダグダ」と反対の意味を持つ言葉と意味を紹介します。
「てきぱき」
「てきぱき」
「てきぱき」は、素早く手際良く物事をする、言葉、態度がはっきりしているという意味になります。
「てきぱきと片付けていった」「面倒くさい質問にも、てきぱきと答える」などと、使います。
「きびきび」
「きびきび」
「きびきび」は、動作、話し方がはっきりしていること、引き締まって見ていて気持ちがいいことという意味があります。
「ダラダラせずに、きびきびと動きなさい」「きびきびと仕事をする」という風に使います。
「バリバリ」
「バリバリ」
「バリバリ」は、勢いがあり、続けざまに物事をすること、活動的である様子を表します。
「バリバリ仕事をする」「あの上司は昔からバリバリやっていた」などと、使います。
「さっさと」
「さっさと」
「さっさと」は、他に気を取られることなく早く行うこと、手際よく行うことという意味で使います。
「さっさと帰った」「さっさと仕事をしなさい」と、いう風に使います。