「イタい」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、スラング用語の「イタい」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「イタい」とは?意味

「イタい」とは?意味

他人から見て、恥ずかしくなるような失敗しても反省せず、笑っているような人を「イタい」と言い表します。

周囲の方が目を覆いたくなるほど恥ずかしくて見ていられない行動や言動が見られるだけでなく、場違いなことしても気が付いていないは、その場の空気が読めないでずれたことしてしまう者は「イタい」と感じてしまうわけです。

若者の間では、お洒落な街であるのに田舎臭く、ダサい服装で歩いても平然としている人や、中年男性であるのに、アニメに出てくるキャラクターが大きくプリントされた服を着ている、アニメの話ばかりでつまらないのに、相手の気持ちなど考えず楽しそうに話す者に対して使われています。

「イタい」の概要

「イタい」の概要

主に、美少女アニメや少年漫画オタクに「イタい」服装したり、聞く人が分からない話ばかりしてがっかりさせ、忌み嫌われる人が多い現実があります。

チャットしていると、いきなり少年漫画で主人公が発するようなクサい台詞を聞かせて格好つけたり、一度も付き合ったことがないような見た目の男性が異性の前になると急にキメ顔したり、台詞を発するなど周りが違和感を感じてしまう行為や言動する者は「イタい人」になるのです。

はたから見ていて恥ずかしくなる人は、痛さを感じるほどみっともないと感じさせ、近寄りがたいと思わせてしまう人になります。

「イタい」の使い方や使われ方

「イタい」の使い方や使われ方

人にさんざんアイドルのイベントは17時から行われるから遅刻しないようにと念を押していたというのに、本人が一番遅くに来たとき「イタいわ」と苛立つ気持ちを伝えるために使います。

周囲と同じことができず、まったく違った言動を見せる人や、年齢に合わない髪型や化粧している女性、いくら注意しても正しいことができない者は「もしかしてイタい人かも」と疑問に思うその気持ちを表します。

他にも、大人になりきれていない人で中二病を発症している者や、貧乏人扱いするわりには自分が一番安い服を着ているずれた人にも使われている言葉です。

「イタい」を使った例文(使用例)

「イタい」を使った例文(使用例)

・『賞をとったわりには、ありきたりな展開の小説はイタいし、買って損したと感じてしまう』
数ある作品の中から選ばれて賞をとったというから何千円も出して買ったのに、内容が今までの作品にありきたりなものであったとき、小説家の才能を疑うわけです。

・『自分の後ろにわざとらしく高額な商品を置いて写真を撮る芸能人はどこかイタさを感じる』
いかにも「お金持ってます」と強調するような物を写真の中に入り込ませて撮り、多くの人が見るSNSに投稿する芸能人は「イタい」と思います。

・『なにかとかわいいを連呼して、スマートフォンで自撮りする中年女性はイタい』
40代以上の女性が何を見ても「かわいい」と言い、アヒル口して自撮りする姿は若い人から見て残念に思うわけです。

まとめ

まとめ

どうも周囲と合わせられないは、ずれていて面倒くさいと思う人は「イタい」と感じさせ、できれば関わりたくないと思うわせてしまいます。

このような人と一緒にいても苛立つのなら、うまく距離をとって付き合うことが必要なのです。

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