この記事では、「遵守」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「遵守」の正しい読み方は「そんしゅ」と「じゅんしゅ」どちら
「遵守」の正しい読み方は「そんしゅ」と「じゅんしゅ」どちら
「遵守」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読を説明します。
「遵」の漢字の音読みは「ジュン」であり、訓読みは「したが(う)」です。
また、「守」のお漢字の音読みは「シュ・ス」で、訓読みは「まも(る)・も(り)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「じゅんしゅ」と読むことが可能なことが分かります。
しかし、「遵」の漢字には「そん」との読みがないことから、「そんしゅ」と読むには無理があり、間違いではないかと考えられます。
さて、「遵守」の正しい読み方は「そんしゅ」と「じゅんしゅ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
「遵守」の正しい読み方は「じゅんしゅ」で、「そんしゅ」と読むのは、先の漢字の個別の読みから推察した通り、間違いです。
「遵守」を「そんしゅ」と読み間違われるケースがあるのは、おそらく「遵」の漢字が、音読みが「そん」である「尊」の漢字にに似ているためだろうと考えられます。
「遵守」の意味
「遵守」の意味
「遵守」とは、「法律や道徳や習慣を守り、それに従うこと」を意味する言葉です。
「遵守」の言葉の使い方や使われ方
「遵守」の言葉の使い方や使われ方
・『法令を遵守するのは国民として当然のことです』
・『前例がないからと、会社の慣習を遵守しているだけでは、時代の変化について行くことは出来ません』
・『ウクライナに侵攻したロシア軍は、国際法を順守することなく、無抵抗な一般市民まで手に掛けている』
まとめ
まとめ
「遵守」の正しい読み方は「じゅんしゅ」で、「そんしゅ」と読むのは、明らかに間違いです。
また、この「遵守」とは、「法律や道徳や習慣を守り、それに従うこと」を意味する言葉です。