「形相」の読み方と意味とは？「ぎょうそう」と「けいそう」のどちら？正しい読み方について詳しく解釈

「形相」とは何を表しどう読むのが正しいことばなのでしょうか。

今回は、「形相」の正しい読み方と意味について解説します。

「形相」の正しい読み方は「ぎょうそう」と「けいそう」どちら

「形相」という言葉の読み方としては「ぎょうそう」と「けいそう」の2つが考えられます。

「ぎょうそう」と「けいそう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「形相」の正しい読み方は「ぎょうそう」です。

「形」には「異形」【いぎょう】「人形」【にんぎょう】など「ぎょう」という読み方と、「形態」【けいたい】「定形」【ていけい】など「けい」という読み方があります。

「相」は「相好」【そうごう】「面相」【めんそう】など「そう」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「ぎょうそう」と「けいそう」の2つのうち「形相」の正しい読み方は「ぎょうそう」です。

「形相」の意味

「形相」とは、「かたちや様子など顔の見た目」を意味する言葉です。

「形相」の「形」は人や物の姿やかたちを意味し、「相」は顔の外見を意味します。

外から見てわかる顔の作りや顔の形を指す言葉が「形相」で、一般的には目鼻立ちなどもともとその人が持っている顔のつくりだけでなく表情や雰囲気も含めた顔の見た目を表す意味で使う言葉です。

感情がはっきり見て取れる顔の様子に対して使うことが多く、驚きや怒りなど激しい感情の昂ぶりが表れた顔の様子を指すときに用いられる表現です。

「形相」の言葉の使い方や使われ方

・『鬼の形相で追いかけてくる』
・『驚きのあまりひどい形相になった』
・『とても他人には見せられない形相だ』

まとめ

「形相」の正しい読み方は「ぎょうそう」で「けいそう」は誤った読み方です。

日常会話でも使う事がある表現なので意味と読み方を理解しておきましょう。