「失墜」の読み方と意味とは?「しっつい」と「しっちく」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

この記事では、「失墜」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「失墜」の正しい読み方は「しっつい」と「しっちく」のどちら

「失墜」の正しい読み方は「しっつい」と「しっちく」のどちら

物を紛失させたり、落として無くすことを「失墜」「しっつい」といいます。

類義語に破滅や滅亡があるように、人間の愚かな行動や言動はときに権威や地位に限らず、人の信頼と信用を簡単に失わせてしまうでしょう。

また、契約通りに書類を提出しなかったり、途中で中途半端に依頼を投げ出す行為はビジネスにおいてあるまじき行為であるため、クビになり、追放されることになるでしょう。

正しい読み方の結論

正しい読み方の結論

音読みで「失」「しつ」と読み、「墜」「しつ」となる「失墜」は、「しっつい」というのが正しい読み方になります。

「失」は失うという意味になり、「墜」は上から下に落ちる、失うという意味がありますので、この2つの漢字を掛け合わせたとき「人や物など大事なものを失ってしまう」という意味合いになるわけです。

「失墜」の意味

「失墜」の意味

問題がある商品を売り出してしまったため、会社の信用を失わせたり、すでに学会で発表された研究結果をそのまま真似して、あたかも自分が発見したかのように世の中に出す行為して名誉を失うといったとき「失墜する」というわけです。

また、人が築き上げてきた地位を自分の愚かなミスにより一瞬にして落とせば追放されることを表します。

「失墜」の言葉の使い方や使われ方

「失墜」の言葉の使い方や使われ方

・『頑張って築き上げた地位も愚かな行為で簡単に失墜してしまう』
・『信用を失墜させた店員に同情しても、客は簡単に戻ってこない』
・『彼は会社を倒産に追い込んだことで、社長としての権威を失墜させた』

まとめ

まとめ

築き上げた信用をたった一度の失敗によって失ってしまうことを「失墜」といいます。

そのようなことにならないよう、日ごろから気をつけて行動することが大事なのです。

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