「甲虫」の読み方と意味とは？「こうちゅう」と「カブトムシ」のどちら？正しい読み方について詳しく解釈

この記事では、「甲虫」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「甲虫」の正しい読み方は「こうちゅう」と「カブトムシ」どちら

「甲虫」には2つの読み方があります。

1つ目は「こうちゅう」で、音読みになります。

読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

2つ目は「カブトムシ」で、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

正しい読み方の結論

「甲虫」の正しい読み方は「こうちゅう」「カブトムシ」の2つになります。

ただし、読み方により多少意味が違ってきます。

「甲虫」の意味

「甲虫」の読み方による意味の違いは以下の通りです。

「こうちゅう」と読む場合、「甲虫目の昆虫の総称、前のはね部分が角質化して背中を覆って甲羅の様になっている昆虫のこと」という意味で、「カブトムシ・クワガタ・コガネムシ・テントウムシ・カミキリムシ」などがあります。

「カブトムシ」と読む場合、「コガネムシ科の昆虫、雄の頭上にはY字形の長い角がある」という意味です。

「カブトムシ」は「兜虫」とも書き、オスの頭部分にある角が武士の「兜」似ていることから呼ばれる様になりました。

夏の風物詩の一つで、子供が飼育するなど馴染みがあることから「甲虫」の代表として使われています。

「甲虫」の言葉の使い方や使われ方

「甲虫」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『ベランダに甲虫(こうちゅう)が入り込んでいる』
・『夏に田舎で甲虫(かぶとむし)をたくさんつかまえる』
・『甲虫(かぶとむし)を幼虫から飼育する』

まとめ

今回は「甲虫」の読み方について紹介しました。

「甲虫」は「こうちゅう」も「カブトムシ」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。

正しく読める様に覚えておきましょう。