木へんに杉で「彬」の読み方とは？使い方など簡単に解釈

この記事では、「彬」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「彬」の読み方

「彬」という漢字は訓読みでは「彬(あき)らか」、音読みでは「ヒン」と読みます。

「彬」の意味や解説

「彬」には「あきらか」や「ほどよく調和していて、美しい」、「模様や彩りが鮮やかでハッキリしていて美しいこと」、「備わるさま」を意味する言葉です。

「彬」は並び立つ木と燃え立つ炎の象形である「林」(=焚の省略形)に飾りと長く流れる艶やかな髪の象形文字を組み合わせ、「思わず目を大きく見開いてしまうような模様や飾り」を意味する漢字として成り立ちました。

日本では、男性の名前として用いられていることの多い漢字になります。

「彬」の熟語や名前での使い方や使われ方

・『彬彬:ひんぴん=外形と内容が調和して充実している様子、文化的な物事が盛んに起こる様子』
・『中尾彬:なかお あきら=日本の俳優、声優、タレント』
・『八木彬:やぎ あきら=野球選手』
・『岡田彬:おかだ ひとし=野球選手』
・『島津斉彬:しまづ なりあきら=薩摩藩第11代藩主、島津氏第28代当主を務めた江戸時代後期から幕末期の大名』
・『鍋島直彬:なべしま なおよし=肥前国鹿島藩第13代藩主、佐賀藩主を務めた人物』
・『佐藤洸彬:さとう ひろあき=フィギュアスケート選手』
・『高木彬光:たかぎ あきみつ=小説家』

まとめ

「彬」は訓読みでは「彬(あき)らか」、音読みでは「ヒン」と読む漢字です。

そして、「彬」には「あきらか」や「ほどよく調和していて、美しい」、「模様や彩りが鮮やかでハッキリしていて美しいこと」、「備わるさま」という意味が含まれています。