この記事では、「弄る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「弄る」の正しい読み方は「いじる」と「ほうむる」どちら
「弄る」の正しい読み方は「いじる」と「ほうむる」どちら
「弄る」には3つの読み方があります。
1つ目は「いじる」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
2つ目は「まさぐる」で、訓読みになります。
3つ目は「あなどる」で、こちらも訓読みになります。
上記の読み方は全て常用外であり、公式には使われず、日常の文章や小説・物語などで使われます。
従って、辞書によっては掲載されていないこともあります。
ただし、「ほうむる」という読み方はありません。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
「弄る」は「いじる」「まさぐる」「あなどる」の3つが正しい読み方です。
全て常用外で、読み方により意味が違ってきます。
「ほうむる」とは読みません。
「弄る」の意味
「弄る」の意味
「弄る」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「いじる」と読む場合、「指先や手でしきりに触ったりなでたりする」「元のものごとを少し変えたり動かしたりする」「趣味として楽しむために、あれこれと手を加えたり使い回す」「おもしろ半分にいじめたりからかったりする」という意味です。
「まさぐる」と読む場合「手先で奥まった部分まで探り回る」という意味です。
「あなどる」と読む場合、「人を見下してもて遊ぶ」という意味です。
「弄る」の言葉の使い方や使われ方
「弄る」の言葉の使い方や使われ方
「弄る」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼は酔っぱらうとネクタイを弄る(いじる)』
・『小銭をさがしてポケットを弄る(まさぐる)』
・『ブラック企業の上司が部下を弄る(あなどる)』
まとめ
まとめ
今回は「弄る」の読み方について紹介しました。
「弄る」は「いじる」「まさぐる」「あなどる」が正しい読み方ですが、全て常用外です。
「ほうむる」は誤りになります。
正しく読める様に覚えておきましょう。