「ガチ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「ガチ」の意味を分かりやすく説明していきます。

今さら聞けない言葉を学んでいきましょう。

「ガチ」とは?意味

「ガチ」とは?意味

ガチとは、本気のこと。

遊び半分ではない、まじめな勝負をいいます。

手加減しないで、おこなうこと。

真正面から向き合う様子がガチです。

もともと「ガチ」「ガチンコ」が短くなったもの。

ガチンコとは体と体がぶつかりあう、真剣勝負をあらわします。

もともとガチンコは、相撲の力士がつかっていた言葉です。

手加減せずに力と力をぶつかり合わせる試合を、ガチンコ勝負と呼んでいました。

ある力士に花をもたせる八百長試合と区別するために、この言葉が生まれたとされています。

そのためガチとは逃げも隠れもしない、正面からのぶつかり勝負をあらわします。

本気と書いて、ガチです。

「ガチ」の概要

「ガチ」の概要

ガチは相撲から生まれた言葉です。

ちなみにガチの反対語は、八百長です。

八百長というのは、どちらが勝ってどちらが負けるか、あらかじめ約束しておく試合をいいます。

表向きはガチンコ勝負をしているように見せかけて、裏で糸を操っているような面白みのない展開をいいます。

最近はこの手の八百長に対して、世間の批判が殺到。

八百長は大きな問題に発展しました。

現在、相撲協会は八百長をおこなった力士に対して、出場停止や引退勧告をおこなうなど厳しい措置に出ています。

一方でガチはクリーンで明るい、本気の勝負をあらわします。

駆け引きのない、一発勝負がガチです。

「ガチ」の言葉の使い方や使われ方

「ガチ」の言葉の使い方や使われ方

「ガチ」はこのように使います。

・『ガチで告白して、フラれました。涙で明けくれてます』
・『新しいクッションを買いました。ガチ可愛い』
・『風邪をひきました。ガチでかったるいです』
ガチは本気という意味がありますが、最近は「マジ」の代わりとして用いられています。

「ガチ疲れた」「ガチ面白い」のように使います。

「ガチ」の類語や言いかえ

「ガチ」の類語や言いかえ

「ガチ」の関連語には、次の言葉もあります。

・マジ
・ガチ恋
・ガチ草
マジは「まじめ」から生まれた言葉です。

「本当に・心から」という訳があります。

最近ではガチとマジが、同じように使われています。

そして「ガチ恋」とは、遊び半分ではない本気の恋愛のこと。

心から夢中になっている、せつない恋模様をいいます。

そしてSNSで見かける「ガチ草」は、本気でおもしろいことです。

ガチはガチンコ勝負から生まれた相撲の言葉ですが、時代とともに移り変わっています。

まとめ

まとめ

「ガチ」の意味と使い方をおさらいしました。

「ガチ」とは「ガチンコ勝負」から生まれた言葉です。

もともとは、相撲の力士さんが使っていた言葉です。

遊びではない、本気の勝負をいいます。

この言葉が短くなったものが「ガチ」です。

ガチは「本気・真剣」をあらわしますが、最近では「マジ」と同じように使われています。

とても便利な言葉なので、プライベートで楽しく使っていくのがおすすめです。

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