この記事では、「しくる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「しくる」とは?意味
「しくる」とは?意味
「しくじる」を縮めた言葉で、失敗した、しそこなった、うまく行かなかったなどの意味があります。
使い方としては「しくった」と過去形にして振り返ることが多くなり、「失敗する」に近い使い方と言えるでしょう。
「しくる」をそのまま使うケースでは「しくるなよ」などという使い方が可能です。
俗語であり子供でも使うことはありえます。
「しくる」の概要
「しくる」の概要
しくる事自体はネガティブなこととなり、避けるべきことではあります。
言葉として「しくじる」と一字しか変わらないもののニュアンスとしてやや「しくじる」より軽い印象もあり、ゲームで負けるあたりをしくるということもできます。
「人生をしくじる」のような重大な使い方をしくるという言葉ではあまりしないと言えます。
失敗しまくったという意味では「しくりまくった」という使い方も可能です。
東北の方言や大阪弁ともされていますが、関東でも使うケースがあり、かと言ってテレビでそれほど使われる言葉ではないため一定の分布がなされた言葉であると言えるでしょう。
言葉の立ち位置としてニュースで使われる言葉ではなく、バラエティ番組とドラマならありえるというところにあり、歌詞ではまず登場することがありえないというものと言えます。
2022年時点でそれほどメディアにおいて頻繁に見聞きする言葉ではないと言えるでしょう。
無論TwitterやLINEなどの個人間で使われるコミュニケーションツールにおいて使われることはあります。
「しくる」の言葉の使い方や使われ方
「しくる」の言葉の使い方や使われ方
「漢字テストはいつもしくるんだよなあ」「誰もがしくるような引っ掛け問題を出された」「よくしくるところだから気をつけろよ」などの使い方が挙げられ、敬語ではなく発声して使うケースが多くなります。
会社の公式な文書で使うことはまずなく、小説の登場人物のセリフなどでは使うことが出来るでしょう。
「しくる」の類語や言いかえ
「しくる」の類語や言いかえ
略する前の言葉であるため、「しくじる」はすべてのシーンに置いて言いかえが可能です。
「失敗する」に関してもほとんどのシーンで言いかえができますが、やや硬い言葉になってしまうのも確かでしょう。
仕損じる、逃すなどはシチュエーションによって言いかえができます。
負けるという言葉もゲームなど短時間で複数回するようなものであれば言いかえになります。
野球の試合などになるとしくるといった場合ひとつのシーンでの失敗ということになります。
まとめ
まとめ
しくるは「しくじる」を短くしたもので、公式な文書で使うことはないタイプの口頭で発することがメインの言葉です。
シチュエーション的には過去形である「しくった」のほうが多く使われます。
「凄いしくじった」を「凄いしくった」とすることもできます。
方言が発祥とも見られていますが発祥地域は特定しきれていない言葉でもあります。