木へんに吾で「梧」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

この記事では、「梧」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに吾で「梧」の読み方

木へんに吾で「梧」の読み方

「梧」という漢字は訓読みでは「あおぎり」と読み、音読みでは「ゴ」と読みます。

「梧」の意味や解説

「梧」の意味や解説

「梧」という漢字には「アオギリ」「アオギリを原材料にして作った琴や机」という意味が含まれています。

「梧」は大地を覆う木の象形である「木偏」に棒を交差させて組み立てた器具の象形と口の象形である「吾」を組み合わせ、「五弁の小花アオギリ」を意味する漢字として成り立ちました。

「アオギリ」はアオイ科アオギリ属に分類される植物であり、別名で「ケナシアオギリ」「ヘキゴ」、別の漢字を用いて「青桐」「梧桐」とも表記されます。

中国語名の「梧桐(ゴトウ)」でもよく知られています。

「アオギリ」という名前は、キリ科のキリを「白桐」と呼称するのに対して、幹肌が青緑色で大きな葉をつける様が「キリ」に似ていることに由来しているそうです。

「梧」の熟語での使い方や使われ方

「梧」の熟語での使い方や使われ方

・『梧右:ごゆう』=手紙の脇付に用いる語、机下。
・『碧梧:へきご』=アオギリの別名。
・『魁梧:かいご』=体が大きくて、立派であること、魁偉。
・『魁梧奇偉:かいごきい』=人よりもひと回り大きくて、立派な体格であること。
・『梧鼠之技:ごそのぎ』=様々な技能を持っているものの、極めている技能がないことや役に立つスキルが1つもないこと。
・『梧桐一葉:ごどういちよう』=物事が衰える前兆のこと。

まとめ

まとめ

「梧」は訓読みでは「あおぎり」と読み、音読みでは「ゴ」と読む漢字です。

そして、「梧」という漢字には「アオギリ」「アオギリを原材料にして作った琴や机」という意味が含まれています。

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