「ひよる」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「ひよる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ひよる」とは?意味

「ひよる」とは?意味

日和るとも書き、及び腰になる、怯む、怖気づく、積極的に関わらず傍観するなどの意味合いがあります。

態度を決めることなく都合のよいほうにつくという意味もありますが、深刻な事態では使われない意味合いと言えます。

漫画・東京卍リベンジャーズでの「日和ってる奴いる?」という言葉で使用頻度が広がった感のある言葉で、戦いに臨む前に怖気づいたやつはいないかという意味合いになり、ともに戦う仲間に対して言っているため、このケースにおいては態度を決めることなく都合のよいほうにつくという意味は含まれていません。

「あいつはひよった」などの使い方もあり、先鋭的な表現をしていた作家が大衆受けする表現に改めたりした際に使われます。

あまりポジティブには受け取ることができない言葉です。

ヒヨるという表記をする例も見られますが同じ意味です。

また、若者が使う場合の意味として「ひ弱になる」という言葉の略語という説もありますが、ややニュアンスが異なっている部分もあり確定的な意味として伝わる段階までは達しないものと考えられます。

「ひよる」の概要

「ひよる」の概要

怖気づくなどよりも短い言葉であるところがポイントでひよっている、ひよったなどの使い方もあるところが特徴的です。

自分でひよったということもありますが、少なくともツイッターなど発表の場がある人が使うケースが多く、自分のキャラクターと違う、抑えめなことをしたという意図でも使えます。

逆に抑えめな人が過激なことをしたときには使えません。

怖気づくという意味があることから、凄いひよったなど強調した使い方もできなくはありません。

また、しばらくひより続けていたという言い方もできます。

「ひよる」の言葉の使い方や使われ方

「ひよる」の言葉の使い方や使われ方

「コロナウィルスの状況でひよる」「新しく入ってきた上司が強面でひよる」「ゲームなのにラスボスでひよった。

その後はラスボスと戦いもせずレベル上げしてしまった」
「ひよる程のことではないが嫌ではある」「あの作家はひよってしまい作風が地味になってしまった」などの使い方が挙げられます。

ネガティブな要素が基本的に含まれます。

「少しひよる」という使い方もできます。

「ひよる」の類語や言いかえ

「ひよる」の類語や言いかえ

「ビビる」「怖気づく」「尻込みする」「後ろ向きになる」「見に回る」「傍観者になる」などが類語として挙げられます。

長さや知名度の問題から「ビビる」のほうが使いやすい言葉であるかもしれません。

まとめ

まとめ

ひよるという言葉は怖気づく、ビビると言った意味合いで、関わりになろうとしない姿勢になるということもできます。

事の成行きをうかがい、去就を決しないことを指す「日和見」という言葉から来ているとされていますが、若者が使う場合にはひ弱から来ているという説もあります。

とは言え、作品の中で使われるケースのほうが多い言葉であることは確かでしょう。

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