「伊達マスク」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「伊達マスク」の意味を分かりやすく説明していきます。

知らない言葉を学んでいきましょう。

「伊達マスク」とは?意味

「伊達マスク」とは?意味

伊達マスクとは顔を隠すために、マスクを付けている人のこと。

お面代わりに、マスクを使っている人をいいます。

目が悪くないのにオシャレで掛けるメガネを「伊達メガネ」といいますが、見た目を気にしてつけるマスクは「伊達マスク」といいます。

伊達マスクをつける理由は人それぞれですが、スッピンを見せたくない、顔の表情を他人に知られたくない、素顔より温かいなどがあります。

マスクを付けていないとコロナ対策をしていないと思われて、他人に冷たい目で見られてしまうというのも理由のひとつに挙がっています。

本来の目的ではなく、しょうがなく付けるもの。

あるいはお洒落でつけるのが伊達マスクです。

「伊達マスク」の概要

「伊達マスク」の概要

「伊達マスク」という言葉が世間に知られるようになったのは、マーケティングアナリストの原田曜平さんです。

そしてカウンセラーとして活躍する菊本裕三さんの『だてマスク依存症』という本が発売されて、この言葉が大きく知られるきっかけとなりました。

伊達マスク依存症とは、マスクに依存しすぎている生活のこと。

マスクをつける生活が当たり前になってしまって、素顔を見せることがむしろ恥ずかしいと思うことです。

他人にありのままの自分をさらけ出せない、現代人の悲しいサガが綴られています。

コロナ禍をきっかけに、重要視されるようになったマスク。

果たしてどれくらいの人がマスク無しの生活に戻れるのか、今のところまったく見当がつきません。

「伊達マスク」の言葉の使い方や使われ方

「伊達マスク」の言葉の使い方や使われ方

「伊達マスク」はこのように使われています。

・『ブラウンの伊達マスクをつけて、これから仕事に行きます』
・『もはやマスク無しの生活は考えられません。伊達マスク依存症です』
・『花粉症ではありませんが、伊達マスクをつけて出かけます』
伊達マスクは顔を隠すためのマスクのこと。

衛生目的ではない、マスクの付け方をいいます。

そのため自虐的につかうことが多いです。

「伊達マスク」の類語や言いかえ

「伊達マスク」の類語や言いかえ

伊達マスクはこのような言葉に置きかえできます。

・伊達マスク症候群
・伊達マスク依存症
どちらも何かと話題になっている言葉です。

24時間いつでも、マスクを付けていることをいいます。

いつでもマスクを欠かせないことから、こう呼ばれています。

まとめ

まとめ

「伊達マスク」の意味と使い方をおさらいしました。

伊達マスクとは、伊達メガネをパロディ化したものです。

感染予防や花粉症予防ではなく「マスクを付けている安心感」を欲しいために身に付けるマスクをいいます。

もちろん新型コロナの感染対策として、マスクは必須のアイテムになっています。

けれども行きすぎた心の依存になってしまわないように、バランス感覚だけは失わずにいたいものです。

上手にマスクとお付き合いしていきましょう。

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