「面の皮が厚い」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「面の皮が厚い」という慣用句にはどのような意味があるのでしょうか。

今回は、「面の皮が厚い」の意味について解説します。

「面の皮が厚い」とは?意味

「面の皮が厚い」とは、「恥ずかしいと思う気持ちが見られず厚かましいさま」という意味を持つ慣用句です。

「面の皮が厚い」の概要

普通の人であれば恥ずかしくて顔向けできないと感じる状況であっても恥ずかしがる素振りを見せないような厚かましく図々しい性格を指します。

一般的にはそのような性格を非難するような当てこすりの意味で使うことが多く、図々しい態度と性格を非難すると同時になぜそのような行動が取れるのか分からないという理解不能のニュアンスを含む表現です。

「面の皮が厚い」の言葉の使い方や使われ方

『追加で借金を申し込むとは随分と面の皮が厚いやつだ』
『自分のミスで迷惑をかけたのに悪びれもしないとは面の皮が厚いにもほどがある』

「面の皮が厚い」の類語や言いかえ

・恥知らず
「恥という概念を知らないかのように恥ずかしい振る舞いを平気でする人」を意味します。

本来なら恥じるべきところを全く恥じる様子を見せないという意味で「面の皮が厚い」とよく似た意味を持つ表現です。

まとめ

「面の皮が厚い」は日常会話でもよく使う慣用句です。

憤慨と呆れが混じったような微妙な感情を含む表現なので正しく理解しておきましょう。