「微美男」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、スラング用語の「微美男」【びみお】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「微美男」とは?意味

なんとなく美男子に見える「微美男」【みびお】は、よく見るとたいして良くもない男性という意味があります。

遠くから見ると雰囲気だけはどことなく格好良く、美しい青年という感じがしますが、改めてよく目を向ければ普通の顔だったり、容姿も個性なく、たいしたどこにでもいる男性であるという意味合いで使われています。

女性の間で「雰囲気イケメン」として最近使われており、微妙な顔であったり、服装、髪型など主に容姿が完璧ではなく、どこかずれたところがあるという男性をなじったり、笑うときに使うわけです。

「微美男」の概要

微妙と男を掛け合わせた若者言葉である「微美男」は、遠くから見ればイケメンに見えますが、近くから見ると「なにか違う」と思わせるような残念さがあり、もう少し頑張って欲しいと思わせる髪型、服装、仕草が見られるのです。

男らしさや行動もどことなく完璧ではなく、抜けたところがあり、話す内容も話し方もいまいちという微妙さが反対に緊張せずに付き合えると思わせますので、本当の美男子よりもこの手の男性を選んで付き合う人もいます。

「微美男」の使い方や使われ方

女性同士でこのような男性であったらいいかもというとき「微美男は結婚相手にいい」とやり取りするとき使われています。

「微美男は恋愛して楽しめるか」と相手に疑問を投げかけてみたり、「微美男は恋愛経験少ないかも」とあまり付き合う対象にならないのではないかと取り上げることもあります。

街ですれちがった男性を見て「今の微美男だった」と隣にいる女友達に伝えて、「いがいとタイプかも」と話して盛り上がる女子トークも人気です。

微妙なところが反対に女性の気持ちをつかんで話のネタになることも多く、「イケメンは疲れたから、こんど付き合うなら微美男がいい」と言って話題にするわけです。

「微美男」を使った例文(使用例)

・『完璧すぎない微美男の方が気楽に付き合えそう』
付き合うなら、何事も完璧すぎない男性の方が一緒にいて疲れないので、結婚生活もうまくできるでしょう。

・『雰囲気だけ格好良い微美男だけど、慣れてくればイケメンに見えてくる』
雰囲気だけが格好いいと感じる男性でも、愛し合ううち自分にとって美青年に見えてくるのです。

・『合コンで知り合った男性は微美男だったけど、会話が面白かったからLINE交換してみた』
それほど格好良くもなく、好みでもない男性であっても、どことなく惹かれたので連絡先を交換してやり取りしてみようと思う女性もいます。

まとめ

容姿も中身も完璧ではなく、どこか残念さが感じられる男性を女性が茶化す「微美男」をご紹介しました。

最近はこの手の男性が増えつつあり女性を惑わしますが、楽しく付き合える相手となる場合もあり、人気を集めているタイプなのです。