「腹黒」の読み方と意味とは?「はらぐろ」と「ふくくろ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

この記事では、「腹黒」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「腹黒」の正しい読み方は「はらぐろ」と「ふくくろ」どちら

「腹黒」の正しい読み方は「はらぐろ」と「ふくくろ」どちら

「腹黒」「はらぐろ」と読み、訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「腹」の音読みは「ふく」、訓読みは「はら・こころ」「黒」の音読みは「こく」、訓読みは「くろ・くろ(い)」です。

「黒」「ぐろ」と読むのは連濁(れんだく)です。

連濁とは、2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くする為に後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。

「腹黒」と表記する場合「ふくくろ」とは読みません。

ちなみに、音読みとは漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

正しい読み方の結論

正しい読み方の結論

「腹黒」の正しい読み方は「はらぐろ」です。

「ふくくろ」とは読みません。

「腹黒」の意味

「腹黒」の意味

「腹黒」の意味は、「優しそうに見えて、心の中で悪だくみを持っている人」のことです。

表面上は普通に接していても、実は陰険で意地が悪い性格をしていることを表します。

「腹黒」の由来には2つの説があります。

1つ目は「腹」は人の心が宿るところであり、「黒」は暗く陰湿な印象があることから、「心の中がよこしまである」という意味になったという説です。

2つ目は、魚の「サヨリ」は、美しい外見をしているが、さばいてみると腹が黒いことから、「外見とは違って内面が汚れている」という意味で使われる様になったという説です。

「腹黒」の言葉の使い方や使われ方

「腹黒」の言葉の使い方や使われ方

「腹黒」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『彼女は愛想が良いけれども実は腹黒い』
・『腹黒な同僚に責任を擦り付けらた』
・『人の彼氏を奪うとは腹黒な女性だ』

まとめ

まとめ

今回は「腹黒」の読み方について紹介しました。

「腹黒」の正しい読み方は「はらぐろ」で、「ふくくろ」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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