「羅生門」の読み方と意味とは?「らしょうもん」と「らなまもん」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

この記事では、「羅生門」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「羅生門」の正しい読み方は「らしょうもん」と「らなまもん」どちら

「羅生門」の正しい読み方は「らしょうもん」と「らなまもん」どちら

「羅」という漢字は訓読みでは「あみ」「うすぎぬ」「羅(つら)なる」と読み、音読みでは「ら」と読みます。

そして、「生」という漢字は訓読みでは「生(い)きる」「生(う)む」「生(は)える」「なま」などと読み、音読みでは「せい」「しょう」と読みます。

最後に、「門」「かど」「と」「いえ」「みうち」などと読み、音読みでは「もん」「ぼん」と読む漢字です。

「羅生門」の場合、全ての漢字に音読みを当て、「らしょうもん」と読むのが正解です。

正しい読み方の結論

正しい読み方の結論

「羅生門」の正しい読み方は「らしょもん」になります。

「羅生門」の意味

「羅生門」の意味

「羅生門」とは、「芥川龍之介によって執筆された小説」のことです。

タイトルである「羅生門」は朱雀大路にある平安京の正門「羅城門(らじょうもん/らせいもん)」が由来です。

「羅生門」は生きるために盗賊になるかどうか決めあぐねている下人が、売り物にするために死体から髪を抜いていた老婆を目にし、道義心から怒りを覚えます。

しかし、老婆の「生きていくために仕方なくやっている」という言い分に対し、「ならば自分も同じである」と言い放ち、老婆から着物を剥ぎ取り去っていくというストーリーであり、「生きるための悪やエゴイズム」を描いた作品になります。

「羅生門」の言葉の使い方や使われ方

「羅生門」の言葉の使い方や使われ方

・『芥川龍之介の著作の中でも、私は羅生門が一番好きだ』
・『羅生門は1915年に雑誌の帝国文学にて発表された』
・『黒澤明監督による映像作品の羅生門は、同じく芥川龍之介の作品である藪の中が原作である』

まとめ

まとめ

「羅生門」の正しい読み方は「らしょもん」になります。

「羅生門」とは、「芥川龍之介によって執筆された小説」のことです。

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