この記事では、「ksnm」【くそねむい】を取り上げて、どのような意味があるのか使い方や例文を説明していきます。
「ksnm」とは?意味
「ksnm」とは?意味
さっき寝たばかりなのに、もう眠いと思う状態を若者風に英数字で表したのが「ksnm」【くそねむい】です。
ku・So・Ne・Muiとローマ字で書いたとき、その子音だけを使って掛け合わせた言葉であり、よりスマートフォンで打ちやすくしました。
「くそ眠たい」と思う学生の魂の叫びを今風に、英語で分かりやすく表現したもので、授業を受けているときや、お昼ごはんを食べた後はとくに眠たくなるという心境を表すわけです。
インターネット上の電子掲示板やSNSで使われている略語であり、ローマ字にしたその頭文字だけをつなげて使うスラング用語です。
「ksnm」の概要
「ksnm」の概要
キーボードで「くそ眠い」と打ち、変換したとき「くそねみー」を意味する「kusonemi」になり、その単語を4つに区切ったとき頭文字をそれぞれとり、「ksnm」にします。
英数字で打って略語のまま表示して伝えることで単語が広まっていき、面白がる意味合いも込めて使える単語であり、若者の間では2文字から4文字の英単語で表記することが一種のステイタスとなっているわけです。
このような言葉が世の中に広まったのが1990年代であり、ポケベルが普及して使われるようになったことで数字や英数字で自分の気持ちを伝えるようになり、増えていきます。
「ksnm」の使い方や使われ方
「ksnm」の使い方や使われ方
2ちゃんねるのような電子掲示板では「くそ眠い」とそのまま書き込みするのではなく、10代の女子は「ksnm」と英数字で表記して、相手へいかに眠いかを伝えるわけです。
乗り物に乗っているときや、周囲が静かすぎると眠気が襲ってきたとき「まさにksnm状態だわ」と眠くて仕方がないと伝えます。
これからどうも眠たくなりそうなときは「ksnmな予感がする」と言ってみたり、単調な音楽を聴いていると「ksnmになりそう」と言い表し、眠気に襲われそうになると感じたとき友達に伝えるわけです。
類義語には「gkbr」【がくぶる】があり、怖くて全身がガクガクと震える自分の状態を表し、友達や趣味仲間に自分の今の様子を簡潔に伝えます。
「ksnm」を使った例文(使用例)
「ksnm」を使った例文(使用例)
・『バスに間に合ったのはいいが、ksnmで降りるべき所を通り過ぎたら困るので眠気覚ましのガムを噛んだ』
乗り物に乗るとき一番困るのが眠気であり、起きたときはすでに降りる駅を通り過ぎてしまっては困るので、自分なりに眠らないよう工夫するわけです。
・『お菓子の食べすぎでksnm状態な私は、午後からの予定をすべてキャンセルしてしまった』
糖分の多い食べ物を食べ過ぎると眠くなってしまう人が増えている昨今、予定をキャンセルして寝る人もいます。
・『ksnmなので軽く昼寝したら15時ぴったりにmzmrした』
眠かったので昼寝したら、15時に目覚めたと表すときに使う「mzmr」は、me・za・me・ruの頭文字を掛け合わせて作られています。
2つのスラング用語をうまく組み合わせて使い、自分の状態を楽しく伝える人もいます。
まとめ
まとめ
眠いという状態よりも、かなり強い眠気に包まれている自分の様子を表すのが「ksnm」です。
女性が「くそ」というのには抵抗がありますが、少しやんわりと言える単語にすることで、相手へ自分の状態をかわいらしく伝えられる言葉になるでしょう。