「オープンオタク」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「オープンオタク」の意味を分かりやすく説明し、使い方と例文も取り上げて説明していきます。

「オープンオタク」とは?意味

自分は根っからのオタクであることを包み隠さず人に伝えるのが「オープンオタク」と言います。

ほとんどの人はダサいと思われないように、自分がアイドルオタクであることを隠して活動している人が多いのに、あえて人に進んで教えて活動します。

偏った趣味で周囲から距離をおかれてしまうと思っても、包み隠さず自分がアニメ好き、アイドルが大好きであり、変わったグッズを収集し、美少女のフィギュアを作って部屋に飾るオタクであると知らせるわけです。

気持ち悪いと思われても心の底から愛し、お金を注ぎ込んでいるのに趣味を隠す方が自尊心を傷つけると思う人は、おおやけに自分がオタクであることを伝えます。

「オープンオタク」の概要

見た目だけでは分かりませんが、実はオタクであれば人にどう思われようが、自分はアイドルのためなら恋人もいらないというほど筋金入りのオタクであり、そのことをはっきりと公言できる度胸がある「オープンオタク」であることをおおやけにします。

一昔前まではオタクというと気持ち悪い対象でしが、今では活動が認められ、多くの人に知られる者となったことで自分の正体を隠すことなく、あえて知らせるためSNSや掲示板で教えてから友達を募るわけです。

「オープンオタク」の使い方や使われ方

専門的な知識を持ち、スキルを日々磨いていることを包み隠さず相手に知らせる人を「君はオープンオタクだ」と言います。

あえて自分がアイドルやアニメ好きと公言するときは「映画オタクなんで」と自分の方から伝えますし、女性が好きな異性の好みを話すときは「私と同じようにオタクな男性が好みです。

ただしイケメンに限るけど」と言って交流をはかることがあります。

この言葉の反対語には、一切自分がオタクであることを隠しながら生きている人のことを「隠れオタ」と呼びます。

あくまでも活動は職場や家族に知られないようにする人のことを指すスラング用語です。

SNSでの使い方は、昔は隠して活動していましたが、「最近はオープンオタクになり、気が楽になった」と自分の本音を伝えるときに使われています。

「オープンオタク」を使った例文(使用例)

・『オープンオタクになって半年が経ち、同じ趣味の友達が増えて嬉しい』
隠さずに、自分がオタクであることをSNSで伝えた行為に共感した人が、同じ趣味を持ってくれたことに対して嬉しいと思う人もいます。

・『思い切って自分がオタクであることを告白したが、兄もオープンオタクであることを知り、一緒に活動するようになった』
まさか、兄弟もオタクであることを知らなかった人が、家族も同じような趣味が好きであると知って一気に距離を縮めることがあります。

・『自分がフィギュアのオープンオタクであると職場にバレて、異性から無視されたことにがっかりした』
まだオタクに理解できない人は交流するどころか、距離をおかれてしまう場合もあるので注意が必要です。

まとめ

本来であればオタクであることを知られずに隠れて生きる人たちも、今や大半が「オープンオタク」であり、自分の活動を包み隠さずあえて知らせて生きることを選んで生きる人が増えています。

あえて自分がどのようなものが趣味で追求しているのか、その活動も教える勇気を持つのも素晴らしいことです。