「エモキュン」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、若者の間で使われている「エモキュン」の意味を中心に、使い方や例文を分かりやすく説明していきます。

「エモキュン」とは?意味

好きな人のことを考えると胸が高鳴り、ときめくという意味で使われているのが「エモキュン」です。

英語で“emotion”(エモーション)と書き、そのエモの部分にオノマトペという日本で使われているキュンを掛け合わせて、胸がキュンと痛くなるほど高ぶった感情になる場面を若者言葉に表現しています。

こんなにも好きな人が近くにいるというのに、恋愛したいという気持ちをはっきり伝えられない人の哀愁や切なさが入り混じった心情を強調して伝えるときに使えますので、とくに独創性があり、美しい表現方法を好む女性の間で使われている言葉です。

「エモキュン」の概要

2016年に放送された「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマは「ムズキュン」がキャッチコピーであり、ムズムズしながらもキュンキュンする気持ちを表せる言葉でした。

主に、恋愛で使われている言葉であり、好きな人の姿を見るだけで胸がときめき、考えるほど気持ちが募っていきますが、恥ずかしくてなかなか気持ちを伝えられない複雑な感情が交差する人が自分の感情を表します。

普段、かわいい動物の寝顔を見たときや、子供のなにげない純な発言にも「エモキュン」する人がいるなど、胸がつかまれる場面はいろいろあるわけです。

「エモキュン」の言葉の使い方や使われ方

自分の好みの異性を見たとき恋愛感情を持った人が、「あの人にエモキュンする」と自分の好きな感情を表すとき使います。

その恋愛感情が強くなるほど「ああ、エモキュンしちゃう」と胸の高鳴りと、自分の気持ちをかわいらしく表すわけです。

アニメ好きな人の間ではイケメンキャラクターが格好よく女性を壁ドンして顎を持ち上げながら愛を語り、熱いキスをしたり、美少女の登場人物が男性の視聴者に向けてウィンクしたり、上目使いで見つめながら愛を語る場面を見て心がときめいたとき「エモキュンして目が離せない」と気持ちを伝えます。

他にも心がつかまれるようなドラマや動画、画像を観たときは「エモキュンな動画は本当に最高」と褒めるときに使う言葉です。

「エモキュン」を使った例文(使用例)

・『近所に住む美少年に笑顔で挨拶してもらうたびエモキュンしてしまう』
美少年の笑顔を見るたび心がときめきますが、元気よく挨拶してくれることに胸がつかまれてときめいてしまうのです。

・『ペットの猫の寝顔を見るとエモキュンして、心が癒されてストレスも解消する』
飼い主を癒すペットのちょっとした行動や仕草に萌える人の気持ちを表します。

・『夜景が見えるバーで、彼氏が突然指輪を取り出してプロポーズしてきたそのシチュエーションにエモキュンしてしまう』
夜景が見えるバーに連れて行く彼氏の考えに胸がときめくだけでなく、いきなり告白してくる演出に嬉しくなる気持ちを表します。

まとめ

自分がかわいい、素敵と思う場面に出会ったとき胸がときめくのなら、それはまさに「エモキュン」と表せます。

そのような場面に出くわしたとき写真を撮ってみたり、動画を撮影してSNSに投稿し、多くの人を楽しませるのもいい思い出になるでしょう。