「結納」は結婚前に行う伝統的な儀式です。
最近は行われることが少なくなっていますがどのような儀式で何と読むのでしょうか。
今回は、「結納」の正しい読み方と意味について解説します。
「結納」の正しい読み方は「ゆいのう」と「けつのう」どちら
「結納」の正しい読み方は「ゆいのう」と「けつのう」どちら
「結納」という言葉の読み方として当てはまりそうなのは「ゆいのう」と「けつのう」の2つです。
「ゆいのう」と「けつのう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
「結納」の正しい読み方は「ゆいのう」です。
「結」には「結倉」【ゆいぐら】「元結」【もとゆい】など「ゆい」という読み方と、「結末」【けつまつ】「終結」【しゅうけつ】など「けつ」という読み方があります。
「納」は「納品」【のうひん】「未納」【みのう】など「のう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ゆいのう」と「けつのう」のうち「結納」の正しい読み方は「ゆいのう」です。
「結納」の意味
「結納」の意味
「結納」とは、「結婚に先立って行われる婚約のしるしとして品物を取り交わす儀式」です。
婚約を家同士の関係として正式に認める目的で行われる儀式で、両家の間で品物や金銭を取り交わし結婚の約束を正式に結びます。
一般的には縁起の良い品物を9品目揃えて男性側が女性側へ結納品として送り、女性側は結納品の返礼として結納返しを送ります。
各地域によってやり方には違いがあり同じ結納と名の付く儀式でも作法や手順は地域によってさまざまです。
「結納」の言葉の使い方や使われ方
「結納」の言葉の使い方や使われ方
・『結納品を用意する』
・『結納するカップルは全体の1割程度だ』
・『結納が終わると正式に婚約者として認められる』
まとめ
まとめ
「結納」の読み方は「ゆいのう」が正しく「けつのう」と読むのは間違いです。
最近は省略されることが多くなっていますが結婚するにあたって重要な儀式であることに変わりはないので正しい読み方と意味を知っておきましょう。