この記事では、「野暮」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「野暮」の正しい読み方は「やぼ」と「のぼ」どちら
「野暮」の正しい読み方は「やぼ」と「のぼ」どちら
「野暮」は「やぼ」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「野」の音読みは「や・しょ」、訓読みは「の・いや(しい)・いなかや」、「暮」の音読みは「ぼ」、訓読みは「く(れる)」、「く(らす)」です。
「野暮」と表記する場合「のぼ」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
「野暮」の正しい読み方は「やぼ」です。
「のぼ」とは読みません。
「野暮」の意味
「野暮」の意味
「野暮」の意味は「人の情けや微妙な感情の変化が通じないこと」「言動や趣味などがださくて洗練されていないこと」「色遊びの事情に通じないこと」です。
「野暮」の語源は諸説あり、代表的なものは以下の通りです。
1つ目は「野夫(やふ)」という言葉で、「田舎者」という意味です。
2つ目は、「薮(やぶ)」という言葉で、「草木が生い茂っているところ」から転じて「先が見渡せない」「空気が読めない」という意味です。
3つ目は、雅楽の楽器「笙(しょう)」に付いている「也(や)」と「毛(もう)」という二本の管は音が出ないため、「やもう」で「役に立たない」という意味で使われる様になりました。
「野暮」の言葉の使い方や使われ方
「野暮」の言葉の使い方や使われ方
「野暮」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼の服装はいつも野暮ったい』
・『のろけ話は聞くだけ野暮だ』
・『野暮なことを言わず黙って休暇を許可する』
まとめ
まとめ
今回は「野暮」の読み方について紹介しました。
「野暮」の正しい読み方は「やぼ」で、「のぼ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。