「張力」と「弾性力」の違いとは?分かりやすく解釈

この記事では、「張力」【ちょうりょく】と「弾性力」【だんりょくせい】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「張力」とは?意味

「張力」とは?意味

物体を引くときの力が糸に伝わる働きを「張力」【ちょうりょく】といいます。

糸が引っ張られるときの力に焦点を当てている言葉なのです。

糸の先に重い箱をぶら下げればピンと張る糸は引き合う力がかかっていることになります。

このときの引き合う力がかかわるとき、上向きと下向きに引っ張る力がかかっている状態を「張力」というわけです。

文章を書くときは名詞として使われています。

「弾力性」とは?意味

「弾力性」とは?意味

バネから引っ張られる力に焦点を当てている状態を「弾力性」【だんりょくせい】といいます。

力を加えると変形する物体が他に力を働きかけて反作用することを指すわけです。

バネは伸びたり、縮むとき元の長さに戻る力が働きますが、これを「弾力性」といいます。

バネが変形する量と弾力するときの大きさを表す「弾力性」があるロープは、自分の動きに合わせて伸縮するため動きやすくなるのです。

「張力」と「弾力性」の違い

「張力」と「弾力性」の違い

「張力」「弾力性」の違いを、分かりやすく解説します。

糸に物を引くときに伝わる力を「張力」といいます。

重い物にくくりつけて引っ張り、たるみがないようにしたときかかる力を意味するのです。

もう一方の「弾力性」は、物を引っ張ったときいったん伸びたものが元に戻ろうとするその力を指します。

伸びて縮むを繰り返す動きによりいっきに力が加わらないため、ぶちっと紐が切れずに回避できるのがこの「弾力性」の良さなのです。

「張力」の例文

「張力」の例文

・『自分なりに張力を研究して詳しく追求してみた』
・『石に糸をくくりつけて、張力を再現した』

「弾力性」の例文

「弾力性」の例文

・『弾力性とは何か、そのメカニズムについて勉強した』
・『バネを使って弾力性の基本を一から学んでみた』

まとめ

まとめ

どちらも引っ張ったときにかかる力に焦点を当てた言葉ですが、意味に違いがありますので、使うときはどのような状態のときに使えばいいかを考えてみるといいでしょう。

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